EP盤あれこれ その二
オスカー・セレスティン、ODJBと続いたオランダ・フィリップスの「クラシック・ジャズ・マスターズ」のシリーズからもう一枚、アルフォンソ・トレントと並ぶ、テキサスを代表するテリトリー・バンド、トロイ・フロイドを。
LPではニュー・ワールドのテリトリー系のオムニバスや、昨年11月に紹介した英パーラフォンの『Territory Bands 1926-29』、そしてこれまただいぶ以前に紹介したフォンタナの『Nothin' But The Blues』で聴けたのだけど、かなりのスキモノでないとご存じないかも。
代表曲は“Shadowland Blues”、“Dreamland Blues”の2曲のブルースで、後者ではベイシーのオール・アメリカン・リズム・セクションの一翼を担ったハーシャル・エヴァンス(グレート!)の初録音にして初のソロが聴ける。もちろん、ドン・アルバートのトランペットもいい。

TROY FLOYD 1928-29 (Philips) [EP]
つづく…









かつてソニー・レコーズから国内盤としてもリリースされたルーツン・ブルース・シリーズの一枚に、『ローンチィ・ビジネス』というボーディ・ブルースを集めたコンピがある。ルシール・ボーガンやボ・カーターらの、お馴染みのボーディ・ソングに混じって、ハンター&ジェンキンスが2曲収められていたのだが、これがこの夫婦デュオの名前がはっきりとクレジットされた初のCDではなかったかと思う。とは言っても、多くの方には「ハンター&ジェンキンス? 誰それ?」であろうか。ハンター&ジェンキンスは、グラント&ウィルソンの変名なのだが、それでもやはり「誰それ?」か。





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