しつこくもブギ・ウギ・ピアノ・ネタは続きます。今回からは、レコード棚よりブギ・ウギ・ピアノのレコードをいくつか適当にピックアップして簡単に紹介していこうかと思います。で、まずはジミー・ヤンシーを。
第1世代に属するブギ・ウギ・ピアニスト(録音を残しているという条件で)の中では、ジミー・ヤンシーが最も録音が多いのではないだろうか。つまりそれだけ人気があったということだが、単独盤LPの数も当然一番多いのではないかと思う。
ところで、他の第1世代のピアニスト~パイントップ・スミス、ロメオ・ネルスン、モンタナ・テイラーが20年代に録音を持っているのに対し、ヤンシーの初録音は39年とかなり出遅れている。これはミード・ルクス・ルイスの録音した「ヤンシー・スペシャル」をきっかけにしてその存在が知られるところとなり、録音の機会を得るといういきさつにある。
さて、ではまず当ブログではお馴染み、X盤から。

Blues And Boogie (RCA "X" LX-3000)
39/40年のピアノ・ソロ(すべてがブギ・ウギではない)。グレート!
次はリヴァーサイド盤。

Yancey's Getaway (Riverside RLP 12-124)
20年くらい前に中古レコード市で見つけた。800円(!)だった。39年にソロ・アートに吹き込んだピアノ・ソロ集で、これまた素晴らしい。ヤンシーの戦前録音はどれも傾聴に値するものだと思う。
最後はヤンシーの51年、ラスト録音となるアトランティック盤。

Pure Blues (Atlantic 1283)
奥方であるママ・ヤンシーとの録音集。もともとは2枚の10インチ盤で出されていたもので、それを12インチLP1枚にまとめたもの。10インチ盤の方はバート・ゴールド・ブラットがジャケットを手がけていた。また本盤は、70年代に非常にダサイジャケに代えられて出し直されている。
内容だが、本盤を「枯れた」とか「滋味」といった言葉を使って好意的に評する方もおられるが、私はそこまで人間ができていない。正直言って「退屈」。
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