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Mar 26, 2005

テイタム・ライヴほか

今年に入って3カ月。CDはそこそこ買ってはいるけれど、聴いてないのがほとんど。もちろん、このブログやホームページで取り上げているものは耳にしているが、それ以外はまったくと言っていいくらい聴いてない。イバって言うほどのことではないが。
それでは最近の試聴ノートを。

Art Tatum Live 1955-1956 Vol.8 (Storyville 101 8338)

tatum_vol8ストリーヴィルからのテイタムのライヴ音源シリーズも8枚目となった。9枚で完結ということらしいので、残すところあと1枚である。
私のCDラックにはそれまでの7枚がちゃんと並んでいるのだけれど、よくよく見てみたら聴いているのは3枚目まで。残りはシールドされたまんまだった(笑)。どうりで聴いた記憶がないはずだ。
順番どおりに聴かないと気分的にスッキリしないが、まあいいかと、間を飛ばしてこの8枚目のシールドを破った。
本盤はエヴェレット・バークスデイル、スラム・スチュワートを従えたテイタム・トリオのテレビ/ラジオのライブ音源が中心となっている(ソロは少し)。バークデイルらとの正規録音はキャピトルにあるのだが、どうでもいいようなギター・ソロが何とも退屈な代物で、このトリオについてはあまりいいイメージがない。しかし、このライヴ録音は別なのである。
この音源はLP時代にはジャズ・アンソロジー盤で聴けたもので、ここでのバークスデイルは実にのびのびと、そしてくつろぎに満ちたプレイを展開しているのである。考えてみればキャピトルの方は、巨匠を前に萎縮してしまったのかもしれないな。
しかしだからと言って、だれにでも薦められる盤ではない。あくまでコアなテイタム・ファン向けである。

Esther Haynes (Res-O Records)

haynes少し前に紹介したロイヤル・ガーデン・トリオなどと一緒にCD BABYで買ったもの。
エスター・ヘインズはバンジョー兼ヴォーカリストで歌はコケティッシュ、と言ってもわざとらしさはなく、むしろまっすぐな歌に好感が持てる。
内容だが、今様のホット・ジャズ・サウンドによる戦前ブルースやオールド・ジャズのカヴァー集といった趣。リル・グリーンで有名な"Why Don't You Do Right?"なんて、かなり意識して似せているところが楽しい。
選曲の趣味の良さも光る一枚。試聴可能。百聞は一聴にしかず。

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