« Hot Club Quartette | Main | ブラインド・ブレイク »

Jun 03, 2005

Out of Stock - Vol.2

m_sheiks3前にも書いたとおり、戦前ブルースの最大レーベル、ドキュメントのカタログから品切れとなっているものが徐々に目立ち始めている。品切れ品を見てみると、何集にもわたるシリーズのうちの第1集あるいは第2集が無くなっているケースが多いようである。
実際のところ、2~3枚で完結ならいっぺんに買ってしまおうかという気にもなるが、これが全6集とかそれ以上になるとかなりの根性がいる。当然、取りあえず1枚買ってみて、となるわけだが、ところがいざ聴いてみるといきなりもう腹いっぱい、続編はもう結構ですと。第1集ばかりがなくなるのは恐らくそんな理由であろう。

とまあ、そんなことはどうでもいいのであるが、実は私の持っているドキュメント盤にも途中で挫折しているものや間が歯抜けになっているものがチラホラとあるのである。ちなみに結構なボリュームで全部揃っているものはというと、ウォルター・デイヴィス(7枚)、ルーズヴェルト・サイクス(10枚)、タンパ・レッド(15枚)といったところ。ところでバンブル・ビー・スリム全9枚を持っている方いますか? いや、これは余計であった。

その歯抜けになっているものの一つがミシシッピ・シークスで、全4集のうちなぜか第3集だけが抜け落ちている状態だった。で、そのうちにと思いながらも長い間放っておいたら、第2集以外すべて「Out of Stock」となってしまっていた。人気か、ミシシッピ・シークス。それにしても無いとなると無性に欲しくなるのが私という人間である。そこでネットであちこち検索してみたが、1、2、4集はあっても肝心の第3集だけが見事にない。仕方なくどうせダメだろうと思いながらamazon.comに中古盤のウォントを出しておいたところ、半年以上たって「売り手が見つかった」とのメールが!

う~む、現代のこのネット社会のすさまじさ。もはや金さえあれば手に入らないものはないのである。昭和は遠くになりにけり、か。何だそれ。

|

« Hot Club Quartette | Main | ブラインド・ブレイク »

Comments

ドキュメント、ヤズー、クラシックス この3社は自分にとっても悪魔のレーベルです。んでもって、おっしゃるとおり「キツイ」んですよね、中身は(笑)でも、きちんと揃えたくなる(泣)みんな写真なのに一人だけイラストのジャケがあるとそれだけで舞い上がってしまう,この性よ.........

Posted by: ち~旦 | Jun 04, 2005 at 01:27

ちょっと質問なのですが、このドキュメントレーベルは、オーストリアのレーベルっちゅうことで、かつてのルーツと同じ、もしくは関係の深いレーベルと考えてよいのでしょうか?ちょうど、CDが普及し出す頃、長期のブランクがあったもので・・・

Posted by: バビロン | Jun 04, 2005 at 15:44

>ち~旦さん

そういえば、仏クラシックスもそうでした。
クラレンス・ウィリアムス全14集は揃ってますが、
8枚目まで聴いたところでギヴ・アップ。
残りはシールドされたままラックに並んでます。

>バビロンさん

ルーツ→ドキュメントの詳しい経緯については、
つっち~さんからのコメントを待ちたいと思います(笑)。
ドキュメントですが、政情不安が原因(?)だったかで、
現在はオーストリアからイギリスにその拠点を移しています。

Posted by: 山崎 | Jun 05, 2005 at 00:05

ヒェ~!山崎総本山はじめカリスマHP作者
御大お二人も相当聴いておられるようで
(尊敬します)
僕は戦前(らしきモノ)A面 3曲聴いたら
(お腹一杯)満腹状態になります(ゴミン)

でもココ見てるとナァ
ヤズー?ルーズベルト・サイクス?
なんか お腹減ってきましたァ~(*^▽^*)

Posted by: ドクター | Jun 05, 2005 at 00:13

戦前ものは見栄で聴け!っていう言葉もあります。
そうやって聴いていれば、そのうち耳が慣れてくる…?
でも、ヤズー盤なんて別に聴かなくたってジャケット見てるだけで
いいもんです。

Posted by: 山崎 | Jun 05, 2005 at 09:15

ボク
ドキュメント盤は
一枚も持ってませんねん
なんでかよぉわからんのんですが
たぶん
ジャケットデザインの愛想なさやないかと
こない思てます

Posted by: がちゃこ | Jun 05, 2005 at 19:38

あるブルースマンを全部聴いてやろうとすると、
どうしてもドキュメントということに。
データベースとしても重宝しますし。
ジャケットは確かにねぇ…。
ヤズーなんかはCD時代になってもなかなかいいセンス
を保っていて、サスガと思わせますね。

Posted by: 山崎 | Jun 06, 2005 at 00:24

音楽の都ウィーンにかつてルーツという戦前ブルースの再発専門のレコード会社がありました。主催者はイヴリン・パースという女性で、そのダンナのジョニー・パースがイヴリンと離婚後に立ち上げたのがドキィメントです。その後、ジョニーは『おいらもうチカレタび~』といったかどうか知らないが、レーベルを英国人に売り払ってしまって、今やウィーンで悠悠自適の老後を送っているという。ヨーロッパのコレクターは優雅な生活を送っている人が多いようである。

Posted by: つっち~ | Jun 07, 2005 at 18:50

催促したみたいで、すみません。
イヴリン・パースとジョニー・パースの関係がよく分からなかったのですが、
これですっきりしました!
奥方の方が離婚して慰謝料代わりにレーベルを始めるっていう話は
聞きますが…。あれ?どこのレーベルだったっけか? 
くそっ!最近物忘れがひどい!
ところで、ドキュメントが英国に移ったのはそういう理由でしたか。
考えてみれば、オーストリアに政情不安なんてなかったっすよね(苦笑)。
何でそんなふうに思い込んでいたんだろ。

Posted by: 山崎 | Jun 07, 2005 at 20:34

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/67458/4397647

Listed below are links to weblogs that reference Out of Stock - Vol.2:

« Hot Club Quartette | Main | ブラインド・ブレイク »