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Jul 17, 2005

アール・フッカー

earl_hooker

Earl Hooker - Don't Have To Worry (Bluesway BLS6032) [LP]

日本に限った現象かどうかは分からないが、ブルース・ギターはやはり人気なわけである。もうダントツ。とにかくギターのことになると、腕におぼえありの「うるさ型」がまあ出てくる出てくる。そして「あーでもない、こーでもない」と、語る語る。もう日本のブルース・ギター・ファン、総ステファン・グロスマン化。たまらん状況なのである。

というわけで(ってことでもないのだが)、いわゆる「ブルース・プレイヤーもの」みたいなのは苦手で、ほとんどそういった類のものは聴かない。ただ唯一、昔からアール・フッカーだけは別で、彼のちょっと珍しい音源なんかがCD化されたりすると結構マメに買ったりしているのである。
さて、先月発売のブルース&ソウル・レコーズ誌(No.64)に『モダン・シカゴ・ブルース基本の10枚』としてフッカーのブルースウェイ盤が選ばれていた。で、本盤をアーフーリーの"Two Bugs And A Roach"と並ぶ代表作と紹介した上で、「統一感ではこちらが上」と、かなりの持ち上げようなのだが、でも私にはこのアルバム、ロックにしか聴こえないんだなあ。まあ、それがモダン・シカゴ・ブルースってことかもしれないけど、個人的にはやはりどこを取ってもアーフーリー盤の方が上ではないかと。

ところでこのアルバム、まだCD化されてなかったのか。ちょっとうれしいかな。

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Comments

まったくもって「腕におぼえ」は無いンですが
(ギター好きでっせ)
テクニック(バッチリ)神様ギタリストと職人ギタリスト(大雑把)にわかれると思うンですが

前者は最終的にご本人の音楽性が要となって
アール・フッカーさんは後者の方に属する方
(だと思います)
陛下のベストテイクはどれですかナ?
(たぶん サイドメンとして参加したモノだと推測されますが)
ブルース&ソウル・レコーズ誌(No.64)まだ
本屋にありますかネ
(立ち読みしてこよっかな)
CD化されてないと(うれしい?)
めっちゃ人間味(出てまっせェ)。

Posted by: ドクター | Jul 18, 2005 at 20:47

うまいこと言うなぁ。
で、ベスト・テイクはどれ?って、そんな想定外の
質問は勘弁してくださいな。夜、眠れなくなるじゃないの(笑)。
でもやっぱり60年代頭のチーフ/エイジ録音になりますね、
月並みかもしれませんが。
サイドメンだとリリアン・オフィット。
というわけで、推測は当たりましたでしょうか?
だけどドクターさんも結構好きみたいですね、フッカー。

Posted by: 山崎 | Jul 19, 2005 at 21:46

昔 アランドロンが「ダーバン」というCMに・・
僕が持ってるアール・フッカーさんは「ダバ~ん」な一枚でございます

知り合いに借りたPヴァインのCD アレに魅力
が凝縮されてる(感じ)テープを探してみよ

チーフ/エイジ録音、リリアン・オフィット
>夏休みの宿題を ありがとうゴザイマス(=^ェ^;=)。

Posted by: ドクター | Jul 20, 2005 at 07:07

アラン・ドロンのダーバンは分かるけど、
アール・フッカーのダバ~ンて…?

Pヴァインは『ブルー・ギター』というやつでしたら
バッチリ全部聴けます。

Posted by: 山崎 | Jul 20, 2005 at 12:04

わたしはこのフッカーのアルバムは聴いたことないんですけど、かつて日本盤がキングから発売(もちろんLP)されたときの評価はあまりかんばしくなかったと記憶する。でも、評価って時代とともにかわったりもするんだよね。例えば、マディの『エレクトリック・マッド』や、ウルフの白いジャケのやつなんか、いまじゃ名盤扱いだもんね(笑)。でも、わたしもあのウルフのアルバムの「イーヴル」はかっこいいと思う。かっこよければなんでもいいとはおもわないけど。昔はピンと来なかったのに、いま聴くとすごくいいってのもよくある。そういうイミでこのフッカーは今こそ聴いてみたい一枚!

Posted by: つっち~ | Jul 20, 2005 at 13:31

マディの『エレクトリック・マッド』に関しては、
言いたいことはあります。
ま、やめときますけど(笑)。

評価は「誰が言ったか」でも左右されたりしますんで、
けっこう厄介ですね。褒めるのは簡単ですが、
つまらないと言うのは難しいというのもありますし…。
何が言いたいのか自分でもよく分からなくなってきた(笑)。

フッカーのブルースウェイ盤は、ジュニア・ウェルズの
デルマーク盤辺りが好きな方ならイケると思います。

Posted by: 山崎 | Jul 20, 2005 at 20:56

アール・フッカーと言えばマジック・サムが「アメリカン・フォーク&ブルース・フェス」で弾いていたお花の絵と名前入りのレスポールは、アール・フッカーからの借り物でしたね。

あと、私の知ってるアール・フッカーはブルース・マンには珍しくダブル・ネックのギターを持っていますが、あれにも名前を書いてありました。

自分の物に自分の名前を書くのは小学生だけなのに…。

って、そんなことじゃなくて、山崎さん、以前2枚目のいしゅまん君画像ありましたよねぇ?
あれって、どこでしたっけかぁ…?探しにきたけど見つかんなかったっす。

Posted by: lyne | Jul 20, 2005 at 22:56

あらやだ・・・。

今家に戻ったら入れ違いでしたね・・・。

Posted by: lyne | Jul 20, 2005 at 22:58

夢に見そうな、“いしゅまん”でした。
見なけりゃよかった(笑)。

あのURLはバビロンさんのところに貼り付けたんですよ。
でも、せっかくですので。
http://www.findagrave.com/cgi-bin/fg.cgi?page=pis&GRid=7318058&PIgrid=7318058&PIcrid=63682&PIpi=445198&pt=Ishman+Bracey&

Posted by: 山崎 | Jul 20, 2005 at 23:14

う~ン!確かに吉本にこんなン
(居てはると記憶するンですが・・・)

そりゃ山崎陛下が言いたいこと言われますと
イロイロ問題もあるかと・・・・

その点僕みたいなショボイおっさんなら(誰も気にとめない)
ま、そのうち毒吐きちらしますワイ。

Posted by: ドクター | Jul 21, 2005 at 11:18

言いたいこと言うと後がねぇ。あちこち頭を下げて
回らないといけないという…(笑)。
後がカッコ悪いから言わないだけで、
私だってショボイおっさんなんすよ。

Posted by: 山崎 | Jul 22, 2005 at 11:30

美女のジャケットに見とれてたらすっかり出遅れました。

僕もこのフッカー、聴いたことないんですよ。
フッカーは大好きなんですけどね。
しかし「ロック」ですか...。
ワウペダル踏んでます?ARHOOLIE盤でも踏んでますけどね。

ブルースとロックは近いようで遠く、遠いようで近い。
これは最近バンド三昧の僕の正直な感想です。
一所懸命ブルースをやろうとしてもロックになっちゃうバンドがあるかと思うと、
格好いいロックを狙ってもどこかブルースになっちゃうのもいたりしてね。
え、あたしゃもちろん後者ですよ(笑)。

Posted by: すか | Jul 22, 2005 at 22:01

ワウは使ってますが、それよりもノリといいますか、
全体の醸す雰囲気といいますか。
二人の白人プレイヤーに原因があるのかも。
だからどうだってわけでもないんですけどね。弱腰。

ブルースウェイ録音は短時間で大量に録られているんですが、
そのためよくあるブルース・セッション的な安易さが
見て取れるというわけです。

Posted by: 山崎 | Jul 23, 2005 at 07:57

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