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Mar 18, 2006

アレマン~クイン

さて3月も半ばを過ぎたわけだが、皆様、確定申告は終えられただろうか。私はサラリーマンなので通常から言えばその必要はないのだけれど、私の勤める会社は給与体系がちょっと特殊なので各自申告をしなければならない。それとわずかではあるが給与以外にbsrの原稿料が源泉徴収されているので、これも合わせて申告している。
でこの原稿料の方は必要経費が認められるのである。そこで一応とってあるCDやらレコードやら音楽関係の雑誌の領収書を計算するわけなのだが、もう笑うくらいに赤字。もちろん収入自体が微々たるものであるし、ハナから黒字にしようなんて気も毛頭ないわけだけど。しかし考えてみると果たして音楽ライターなんかで飯を食うなんてことが可能なんであろうか。いやそれよりも、一体どれだけ書けば飯が食えるのだろうか。私だったら気が狂うな。

とまあ与太話はこれくらいにして、と言いたいところだが、これといってほかに書くこともない。そこでいつもコメントをくれるHGさん(レイザーラモンじゃありません)がオスカー・アレマンのLPについて尋ねられていたので、今回はそれをちょっと見せびらかしておくか。といっても大して珍しくもない盤だけど。
とそれだけじゃ何なので、ついでにあともう一枚、スヌーザー・クインを。クインは40代そこそこで亡くなってしまった無名中の無名ギタリストで、録音もほとんど残されていない。これはクインが亡くなる一年ほど前、旧友であるジョニー・ウィッグスが入院中のクインを訪ねて録音したもので、彼唯一のLP。クインは決して上手いギタリストではないが、ひとの良さが滲み出たようなギターを弾く。「ジョージア・オン・マイ・マインド」が胸にしみる。ちなみにこれもそんなに珍しいレコードではない。どちらかというと持っているという人間が珍しいってとこか。確か魚さんも持ってたはずだけど、日本で5人くらいか、持ってるの。

aleman_quinn

*画像左より
Oscar Aleman - Swing Guitar Legend (Rambler 106)
The Legendary Snoozer Quinn with Johnny Wiggs (Fat Cat Jazz Records FCJ 104)

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Comments

yama様、本当にありがとうございます!!!どうぞ見せびらかして下さい(笑い)。
う~ん、でも自称スナイパー、”狙った獲物は逃さない”がポリシーの私でも見たときないですね。やはり手放さない人が多いのか?

スヌーザー・クインも探してみます。あとは金額が大きなポイントですが…

Posted by: Hokum Goodman | Mar 18, 2006 at 18:11

クインのLP僕も持ってますよ。だから6人ぐらいですかね。
ただ、ギターは無茶苦茶上手いと思っております。あの奏法でのあの表現はただ者ではないです。
アレマンに関してはレコードをなぜか結構所持してます。
彼に関してのレコードリストが見あたらないので少し記してみると、Ramblerの元になってる、Tom31(グリーンビニール)と56、アルゼンチンオデオンの10inch盤が5枚、それらをまとめたLPがLDI443、70年代に入ってEMIから中期のリイシューが3枚、晩年はRedondelからステレオ盤が4枚?。
ジャズ的にはTOM盤にとどめを刺すだろうけど、中期の演奏も捨てがたいし70年代の演奏も哀愁を帯びまくってる。
EP盤も何枚かありますよ。

Posted by: バートン | Mar 18, 2006 at 19:02

> Hokum Goodmanさん

Rambler盤は別に珍しいものではないので、見つかるのは時間の問題だと
思いますよ。
クインもレアとかそういった類のものではないのでこれも気長に探せば
手に入るかと。値段もごく普通の値段のはずです。

> バートンさん

いやだからバートンさんも入れて5人ですよ(笑)。
で、無茶苦茶ってですか…。う~ん、好き嫌いは別として正直言って
私はそんなに高く買う気にはなれませんねぇ(申し訳ない!)。
いわゆるヘタウマの範疇ではないかと(もちろんいい意味でですが)。
ま、見解の相違でしょうから、気にしないでください。

アレマンはHGさんとこにもリンクを貼りましたが、以下のページに
詳しく出てます。
http://people.zeelandnet.nl/koerthchkz/alemanrecords.htm

私自身はそれほどアナログにこだわりがあるわけではないので、
ホット・ディスクで買った(←ここが肝心!)CDで満足してます。
全部で10枚ほど持ってるので、もうこれでいいかなと。

いや~それにしても持っておられますね! 恐れ入りましたっ!

Posted by: yama | Mar 18, 2006 at 20:45

バードンさん、先日はメールどうもです。オスカル・アレマンの10インチ盤は3枚出てるのは知ってましたけど、5枚も出てるとは知りませんでした。ちなみにわたしは1枚だけ持ってます。あと、スヌーザー・クウィンですが、カントリー歌手、ジミー・デイヴィスの20年後半だったかの録音のバックでブルージーなギター弾いてます。デイヴィスの録音にはオスカー・ウッズが素晴らしいナイフ・スライドを聴かせるものもあって見逃せません。

Posted by: razzmataz65 | Mar 18, 2006 at 20:47

yama様、へ、へ、へたうまですと!!(笑)one and onlyであると思っておるのですが・・。
razzmataz65様、どうもです。しかし最初にアレマンRambler盤を買わねばならぬと言ったのはrazzさんであると書き留めておきます。その昔、京都の「J」で。
10inch盤は4枚持ってまして、あと一枚あるのも確認してます。
あとアレマンはDanny Poloとのセッションも良かった。Una Mae Carlisleも参加してるパリ録音。SP3枚あって一枚だけ入手しました。デッカ盤。  

Posted by: バートン | Mar 18, 2006 at 22:11

> razzmataz65さん

やはりギターのこととなると黙ってませんね(笑)。

> バートンさん

one and only …………。
あ、でも「ヘタウマ」はほめ言葉ですよ、私にとっては。
「京都のJ」って、書いてしまっても問題なしですか?(笑)

Posted by: yama | Mar 19, 2006 at 08:08

バートンさん、そのアレマンを含むダニー・ポロのセッション、CD化されてるものを1曲だけ聴きましたが、このギター誰?と思わずパーソネルを確認したのを憶えてます。それほどインパクトのある演奏でした、わたしには。それから、クウィンですが、派手さこそありませんが、繊細なフィーリングを持った素晴らしいギタリストだと思っております、はい。yamaさん、京都のJと書いて何か問題でもあるんですか?

Posted by: razzmataz65 | Mar 19, 2006 at 09:31

繊細なフィーリング。はい、私が「ひとの良さが滲み出たような
ギターを弾く」と書いたのはまさにそういうことであります。

「京都のJ」は、ほら以前「言わなきゃよかった」みたいことを
言われてたので(笑)。

Posted by: yama | Mar 19, 2006 at 10:17

「わたしが金のためにやらないことは
金のためにやることより、
はるかにたくさんあります」
僕の好きな作家 ロバート・B・パーカーの言葉、
いや、聴くのに忙しい!っちゅう事ですが・・

ンじゃ「京都のJ」の事でも調べよか。

Posted by: ドクター | Mar 19, 2006 at 10:34

yamaさん、そうでしたっけ?全然憶えてませんでした(冷汗)。トシと取ると物忘れがひどくなります。もう、この話題はやめましょ。

Posted by: razzmataz65 | Mar 19, 2006 at 10:44

この話題でもうひと盛り上がりできると思いましたが(笑)、
raz師匠がそう言われるなら…。

というわけでドクターさん、この話は封印されましたので
余計な詮索はご無用です。
で、ハードボイルドがお好きなんですか。
やっぱりドクターさんて、クール・ガイなんですね。
私は松本清張だからなぁ。問題ガイか。

Posted by: yama | Mar 19, 2006 at 12:30

あ、誤解なきように言っておきますが、アレマンとクウィンの話題をもう止めましょうと書いたんじゃないですよ!

Posted by: razzmataz65 | Mar 19, 2006 at 17:54

波紋を呼ぶ「京都のJ」発言。
関係者の方々に伏してお詫びをする次第であります!?。

Posted by: バートン | Mar 19, 2006 at 18:23

バートンさん、どうも余計な心配をさせてしまって申し訳ないです。ところで、わたしが持っているアレマンの10インチは"Joyas De Oscar Aleman"(Odeon LDS 120)ですが、これはお持ちですか?お持ちでなければ、プレゼントしますけど。

Posted by: razzmataz65 | Mar 19, 2006 at 19:36

razzmataz65様、あたたかいお言葉ありがとうございます。120は持ってます。LDS111を逆にプレゼントしましょうか?どうでしょう?

Posted by: バートン | Mar 19, 2006 at 22:10

バートンさん、持っておられましたか。正直ホッとしたりして・・(笑) LSD111をプレゼントだなんて勿体のうございます。どうぞお手元に置いていてください。

Posted by: razzmataz65 | Mar 19, 2006 at 22:20

お二人してプレゼントしましょうか、イエイエこっちこそって、
何でしたらどっちも私がもらいましょうか?(笑)

それから私も誤解無きよう言っておきますが、
クインのようなヘタウマ・タイプ(だからほめ言葉ですよ、笑)は
私の非常に好みとするタイプであります。
アレマンはもちろん言わずもがなです。
というわけで、引き続きよろしくお願いします。

ところで、バートンさん。
Harrison盤"Jazzin' Around"にアレマンが加わったバンド、
Freddy Taylor and his Swing From Harlemから
"Blue Drag"と"Viper's Dream"の2曲が収録されています。
残念ながらアレマンはどちらもわずかにバッキングが聞こえる
程度のものなのですが、音楽自体は結構いいものを感じております。
そこでアレマンの加わった彼らの他の録音で、LPか何かで
聴けるのものはあるのか、もしご存じでしたら教えて
いただきたいのですが。よろしくお願いします。

Posted by: yama | Mar 20, 2006 at 12:01

アレマンの加わったフレディ・テイラーの録音はもともと2曲しかないようです。原盤はULTRAPHONEですね。あ、これはバートンさんへのご質問でしたね。失礼致しました。

Posted by: razzmataz65 | Mar 20, 2006 at 12:55

あれあれ、アレマン・ネタの種は私からでしたが!?10インチ、私が欲しいですよ(笑い)。
それだけアレマンが素晴らしいということか…

Posted by: Hokum Goodman | Mar 20, 2006 at 17:13

razzさんのおっしゃるとうり2曲のみのようですが、ディスコを見たら1935年のアレマンとのセッションの一ヶ月後、アレマンの変わりにジャンゴが加わり同じメンバーで同じ曲を録音してるのですが、どういう事なんでしょうね。

Posted by: バートン | Mar 20, 2006 at 20:32

> Razzmataz65さん

いやだなぁ。御大がお答えいただいても構わないに
決まってるじゃないですかぁ。イジケないでくださいね(笑)。
考えたら『JAZZ RECORDS』を見れば済むことでした。
確かに言われるとおり。すみません。

> Hokum Goodmanさん

そうそう、元ネタはHokumさんでした。また何かありましたら
ネタを提供してください。

> バートンさん

というわけで、私も確認しました。
おっしゃるとおり、アレマンのあとジャンゴに代わってるんですね。
このジャンゴが参加した4曲はいずれもアンイシュードになってますが、
フレモーでCD化されてるようなので一度聴いてみたいです。
ただ聴き比べるのは、アレマンの方がソロをとっていないので
無理があるかもしれませんが。

Posted by: yama | Mar 20, 2006 at 23:56

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