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Jun 19, 2006

ジャズ・ピアノ3種、ベシェ、ウェスタン・スウィング

週明け早々嬉しいニュースが飛び込んできた。少し前のエントリーで触れた来年2007年版のブルース・カレンダーだが、ようやくその内容が明らかになった。予想どおり収録されました、サン・ハウス! ま、手柄のように言わずとも、ほとんど誰でも予想できたことではあるが、それでも一応おちょくった甲斐があるというもの。というわけで、以上簡単ですが一応喜びの報告ということで。
ではここ2カ月ほどの間に入手したレコードでも。

Bud_guarnieri

Bud Powell - Earl Bud Powell (ESP 1066)

馴染みの某店で購入。前々から頼んでいたもので、先々月だったかとうとう「入荷しました」との連絡をいただいた。アメリカ買い付けの際に見つけたとのこと。一応オリジナル盤。ESP盤の相場は分からないけれど、随分とリーズナブルな値段だった。
ESPというレーベルはフリー・ジャズ専門というイメージがあって、私のようなオールド好きの人間からは一番遠いところにあるジャズ・レーベルと言える。しかし、バドがアイドルの一人である私としてはこの1枚があるがためにずっと「バドのESP」と頭にインプットされてきたのである。
ご存じのとおり、バドの好調時の録音というとごく限られたものしかない。が、これはかなりよかった。バドのアルバムの中では『ブルース・フォー・ブッファモント』と並んで私的ベスト5に入る出来。

Johnny Guarnieri - Side By Side (BMG BVJJ-2880)

以前、ガルニエリの『チアフル・リトル・イアフル』を取り上げたことがあったが、本盤はその続編となる。『チアフル~』ほどではないが、こちらもジャケットなかなかよし、である。前作と同じメンバーで、内容も同じくベニー・グッドマン・コンボを彷彿とさせるオールド・スウィング・タイプ。まあ、終始くつろいだ雰囲気ってわけだが、ちょっとリラックスしすぎの感も。しかしながら「ハンズ・アクロス・ザ・テーブル」「アイ・ドント・ウォント・トゥ・セット・ザ・ワールド・オン・ファイア」「町の噂」とノスタルジー誘う選曲にホロッとさせられる。

Haig_bechet

Al Haig - Chelsea Bridge (East Wind EW-8023)

ヘイグは74年"Invitation"で久しぶりに第一線への復帰を果たすが、その翌年日本人スタッフのもとに制作されたのが本アルバム。全体として無難さ漂うところが気にかかるが、それでも平均点は楽々クリアといったところはやはりスゴイ。
さて、ヘイグもこれで大方聴いたことになる。ここで一区切り付けて、今年後半からはジョー・オーバニーをちょっと集中的にいってみようかと思っているのだが。

Sidney Bechet - Jazz At Storyville Vol.1 (Storyville STLP 301) [10"]

パリ移住後、54年にアメリカに一時帰国した際、ボストンのクラブ、ストリーヴィルにて録られたライヴ録音盤。
生演奏ということで聴けばそれなりの楽しさもあるが、それ以上の収穫は得られない。往時のプレイと比較するのは酷というものだろうが、ただ年齢からくる衰えではない。パリ録音にもハツラツたるプレイがあるわけだし。

Hartmans_heartbreakers

Hartman's Heartbreakers - Give It To Me, Daddy (Rambler 104)

4月のチューン・ラングラーズに続くウェスタン・スウィングもの。CDで持っているので中身はよく知ってるし、本来なら買わずにやり過ごしてしまうところなのだが、先のテキサス・ローズ盤同様安かったので買ってみました。1200円。ウェスタン・スウィングとはいうものの、知らずに聴けばナイスなジャイヴ・グループじゃないかといった内容。特にベティ・ルー嬢のヴォーカルがいい。
CDは既に廃盤なので(LPは)結構貴重かも。いずれヤフー・オークションにでも出品するか。

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Comments

う~ムッ!バドさんにアル・ヘイグ(アート・テイタムが ン十枚
にファッツ・ワ~ラ~研究推進委員長)
やっぱ容姿からは想像を絶する筋金入りのピアノ好きですネ、
これでアル・ヘイグを大方聴いた事になる?
(並の人間が言えるセリフでは無い!)
音に対する(変態 変質者)尊敬に価します、

ESPのバド・パウェル(こんなん見たこと無いデ)
今後「フライング・ダッチマン」ってのも要注意(って事でしょうか)

ベシェは(やっとこさ)ショボく ナントカウォーマーズってのを
入手できました(やっぱ最高のコンディションですネ)

この W・スウィングの漫画はイイなぁ~!
本業が漫画家で W・スウィングのメンバーって方おられましたネ?

Posted by: ドクター | Jun 20, 2006 at 23:19

い、いつの間に私の容姿を!?
「大方聴いた」っていうのはちょっと言い過ぎたかも…。
あくまで大方ですから。まだ聴いてないのもあるってことです。

フライング・ダッチマンて私、エリントンの"My People"くらいしか
持ってないんですが、あれ一度聴いたきり棚の中で眠ってます。
やっぱり縁遠いレーベルですね。

ロバート・クラムのことでしょうか。

ドクター殿の「ジャズ・ピアノならこれを聴け!」待ってます。

Posted by: yama | Jun 21, 2006 at 09:50

ぎえ~~~っ!!!
ヤフオクといわずに、私に譲ってください!
金額は全くとは言いませんが、
問いませんので・・・。(できれば良心的に)


お願いします!!!
何卒・・・。(哀願)

Posted by: chicekn reel stomp | Jun 22, 2006 at 21:54

そんなふうに言われると、何だか手放すのが惜しくなってきました(笑)。
けど、「金に糸目は付けない!」というのにグラッと来たなぁ。
え? 言ってない?
ま、「いずれ」ということなので、気長に待っててくださいな。
なにせまだ一度も針を落としてませんし。
どうか、よろしく!

Posted by: yama | Jun 23, 2006 at 09:36

誠に残念です・・・。
ヤマさんの良心の範囲内でなら、
糸目はつけませんが・・・。

出品する時は教えてくださいね。

あと、直接売ってもいい場合も・・・。(合掌)

Posted by: chicken reel stomp | Jun 23, 2006 at 17:22

まあ、私も手に入れたばっかりで、まだしばらくは手元に
置いておきたいなということなんで、そうガッカリされずに。
手放すときはchickenさんにお譲りしますから。原価でいいっすよ。

Posted by: yama | Jun 23, 2006 at 20:54

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