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Oct 31, 2006

Thanx!

Eydie_gorme

画像の2枚のCDはある女性からの贈り物である。日頃の行いの正しさがこういうところに出るのだなあ。ま、それはウソだが。
実はいつも何かとお世話になっている“ろ~るぅに~”女史にダブっているCDを厄介払いのつもりであげたら、お返しにいただいたというわけ。
女性から物をいただくなんてバレンタインデイの義理チョコくらいなもんだが、近年ではそれもあやしい状況である。きっと今の私なら病気もらっても喜ぶかもしれない。だから義理だろうが何だろうが、「品物」をいただく(しかもタダで)というのは、これはもう無防備に喜んでしまうわけである。

いただいたCDだが、どちらもイーディ・ゴーメとスティーヴ・ローレンスのデュエットもの。たまにこいうのを聴くと新鮮でいいな。ありがとう、ろ~るぅに~さん。

だけど、せっかくCDが2枚減ったと思ったら、また2枚増えてしまったな。

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Oct 19, 2006

Riverside~jazz archive series

いや失礼しました。同じリヴァーサイドでもご希望だったのは「クラシック・ジャズ・マスター・シリーズ」じゃなくて、10インチ盤の「ジャズ・アーカイヴ・シリーズ」の方でしたか。以前、がちゃこさんがご自分のブログで「クラシック~」の方を紹介されていたので、てっきりそっちの方とばかり…。
訂正して、お詫びいたします。
で、私の手持ちですが、これくらいでしょうか。

Riverside_jas

上段左より
Pioneers of Boogie Woogie Piano (RLP 1009)
The Fabulous Trombone of Ike Rodgers (RLP 1013)
Jonny Dodds Vol.2 (RLP 1015)
Ma Rainey Vol.2 (RLP 1016)
Roy Palmer and State Street Ramblers (RLP 1020)
Fats Waller - The Amazing Mr. Waller Vol.1 (RLP 1021)
Fats Waller - The Amazing Mr. Waller Vol.2 (RLP 1022)
Jimmy Blythe's State Street Ramblers (RLP 1036)
V.A. - Backwoods Blues (RLP 1039)

検索すれば分かるけど、同シリーズのブルース関連盤というとブラインド・レモンの他にジミー・ヤンシー、クリップル・クラレンス・ロフトン、ウィル・イーゼル、アイダ・コックス、バーサ・チッピー・ヒルといったところがある。では。

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Oct 17, 2006

LOVIE AUSTIN~Riverside Classic Jazz Masters

アンディ・カーク楽団が一流人気バンドの地位を築くことができたのは、メアリー・ルー・ウィリアムスのピアノと彼女の提供したアレンジメントにあったことは今さら言うまでもない事実だが、その実績を買われたメアリー・ルーはさらにジミー・ランスフォード、ベニー・グッドマン、デューク・エリントンとその手腕を発揮していくことになるのである。ジャズ界において彼女が才媛と呼ばれるゆえんである。
そしてその彼女が尊敬してやまなかったもう一人の才媛が、ラヴィー・オースティンだった。大学で音楽を専攻したラヴィーは、卒業後パラマウントの専属ピアニスト兼アレンジャーに雇われマ・レイニー、アイダ・コックス、アルバータ・ハンターらクラシック・ブルース・シンガーのレコーディングに関わることになる。ちなみに彼女が率いていたバンド、ブルース・セレネイダーズにはトミー・ラドニア、キッド・オリー、ジョニー・ドッズといった一流ミュージシャンがその名を連ねていた。

と、ここまでラヴィー嬢のことを書いてみたが、実を言うと今回は彼女の紹介が目的ではない。がちゃこさんのリクエストにお応えしてリヴァーサイドの「クラシック・ジャズ・マスターズ・シリーズ」をお見せしようというのが本当の目的なのだ。しかしラッキー・ロバーツのときもそうだったが、単にジャケットを並べた画像を載せるだけでは芸がないかというわけで、その中の1枚であるラヴィー・オースティンを取り上げてみたということなのである。まあ、そういうわけなので、尻切れトンボですがラヴィー嬢については以上で終わりです。

さて、レコード棚から持ってるだけ引っ張り出してみたが、意外とあった。この中のブラインド・ブレイクは最近見つけて買ったもの(安かった)。
半分はジャズなので、がちゃこさんとのダブリは意外と少ないんじゃないかと思うんだけど。いかがでしょうか。

Riverside_cjm

上段左より
Lovie Austin & Her Blues Serenaders - 1924-1926 (RM 8808)
The Legendary Bix Beiderbeck 1924-1925 (RM 8810)
King Oliver And His Creole Jazz Band 1923 (RM 8805)
Blind Blake - Blues In Chicago (RM 8804)
Georgia Tom & Friends (RM 8803)
Roosevelt Sykes - Mr Sykes Blues 1929-1932 (RM 8819)

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Oct 13, 2006

復刻!日本のジャズ・ソング

Jazz_song1

今年初め、コミック・ソングの元祖、バートン・クレーンのフルCDが突然リリースされ、当ブログ周辺でも好き者を中心に非常に沸き立ったわけだが、今回そのクレーンの名前を広く世に知らしめることにもなったあの『日本のジャズ・ソング』の登場と相成った。まさに待ちに待った、である。『日本のジャズ・ソング』は5枚組LPボックス・セットだったが、それを1枚ずつバラでリリースしていこうということのようだ。ま、詳しくはこちらを。
う~む、感無量。さて、続きを聴かなくてはならないので今回はこの辺で。では。

日本のジャズ・ソング~戦前篇・創生期のジャズ~
日本のジャズ・ソング~戦前篇・二世ジャズシンガー川畑文子~

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Oct 09, 2006

Luckey Roberts

ジェイムス・P・ジョンスンに影響を与えるほどの実力を持ちながら、ラッキー・ロバーツがハーレム・ストライド・ピアノの忘れられた巨人とされるのは、一にかかって肝心な初期キャリアを伝える録音が残されていないことにある。
ストライド・ピアノの3人の突出したプレイヤー、すなわちジェイムス・P・ジョンスン、ウィリー・ザ・ライオン・スミス、ファッツ・ウォーラーが1920年代より録音があるのに対し、ロバーツには戦前の録音がない。いや正確に言うとブライアン・ラストの『Jazz Records』には、1916年というかなり早い時期にコロンビアに2曲の録音の記載がある。が、残念なことにどちらも「アンイシュード」なのである。というわけでレコード盤に刻まれた彼の録音を耳にするには、1946年まで待たなければならないのである。

あ~、ここまで書くのにほとんどエネルギーを使い果たした。実は前々からラッキー・ロバーツの音源(もちろんLPだが)をまとめておきたかったのだけれど、LPジャケを並べるだけじゃ何だろうってわけで書き始めたのが間違いだった。何でこんなしんどい思いをしなきゃならないんだ。あとは画像といつもの手抜きコメントで終わりとします。

※その後ロバーツの戦前録音がドキュメントでCD化されていることが判明しました。詳しくはこちらをご参照ください。

Luckey_roberts

V.A. - Parlor Piano 1917-27 (Biograph BLP 1001Q)
ファッツ・ウォーラー、ジェイムス・P・ジョンスン、クラレンス・ウィリアムスほか、ピアノ・ロールを集めたアルバム。ま、実際こんなものに興味を示すのは「あの人」くらいのものだよな、と思ってたら持ってたんだ、“ろ~るぅに~”女史。やっぱりか。

V.A. - Rent Party Piano (RPP 1002)
今回のこの4枚の中ではおそらく一番入手困難であろう。別にレア盤というわけではないが。ラッキー・ロバーツの他にはダン・バーレイ、フレディ・シェイン、モンタナ・テイラーがピックアップされている。本盤に収められている6曲はすべて1946年5月録音で、現存するロバーツ名義の録音物では一番古いものだと思う。なお、本盤収録曲のうち2曲はハーウィン403“Pork And Beans”でも聴ける。

Happy Go Lucky (Period RL 1929)
唯一の単独盤。ピアノ・ソロはなく、バックにアルト/クラ、ドラム、ベースが付く。全体にくつろいだ雰囲気だが、逆にメリハリに乏しく、若干物足りなさも。個人的にはやはりピアノ・ソロがいい。58年。

Luckey & The Lion: Harlem Piano Solos (Good Time Jazz S10035)
ジャケにはライオン・スミスと一緒に写っているが、二人の共演盤ではなく、それぞれのピアノ・ソロを片面ずつ収めたカップリング盤。ピリオド盤と同じく58年の録音。アート・テイタムばりの早いパッセージもすごいが、情感豊かなプレイは素晴らしいの一言。

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Oct 01, 2006

Backgrounds of Jazz

前回の予告どおり、今回はリクエストにお応えして久しぶりにRCAの10インチLP、"X"盤を。
リクエストの主、“Sさん”は当ブログをマメにチェックしていただいているという奇特な方で、何でも"X"盤を検索していて「運悪く」ここにたどり着いてしまったらしい。
で、このSさん曰く。RCAの"X"盤に「Backgrounds Of Jazz」というシリーズがあるが、自分は今までVOL.1の“The Jug Bands”しか見たことがない。続きがあるのだろうか。もし続きをお持ちなら見せていただけないだろうか、と。

Sさんの言われる「Backgrounds Of Jazz」のタイトルを持つシリーズだが、"X"シリーズの中で唯一ブルースをまとめ上げたもので第3集まである。確かに言われるとおり第1集はネットでも時折見かけるが、第2集と3集は私も見たことがないような気がする。その昔、『ブルースの世界』という本に第2集が載ってはいたが。
というわけで、前置きはこれくらいにして。では。

X_blues

左から
Vol.1: The Jug Bands (LX-3009)
Vol.2: Country and Urban Blues (LVA-3016)
Vol.3: Kings Of The Blues (LVA- 3032)

Vol.1は以前にも一度出しているが、一応参考まで。内容はクリフォード・ヘイズ率いるディキシーランド・ジャグ・ブロワーズとメンフィス・ジャグ・バンドのカップリング盤。
Vol.2はテキサスを代表する女性ブルース・モウナー、アイダ・メイ・マックとベッシー・タッカーのこれまたカップリング盤。
Vol.3はジム・ジャクスン、ファリー・ルイス、フランク・ストークス、イシュマン・ブレイシーの4人のカントリー・ブルースマンをピックアップ、それぞれ2曲ずつ収録されている。ジャクスンとストークスの歌うブルースは牧歌的情景が目前に広がるようで、いつ聴いても素晴らしい。

それにしてもSさんのこのリクエスト、見事に私の「ひけらかし趣味」というツボを刺激してくれて実に気持ちがいいな(笑)。そりゃ、持ってなければ知らんふりを決め込むだけだが、持っていれば「よっしゃ、よっしゃ」というわけである。わはは。

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