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Nov 12, 2006

New York Jazz

James_p

最近よく聴いているピアノものから。もっとも私、「ピアノ好き」なので、最近に限らずピアノものは年中聴いているわけだけど。
今回はまずジェイムス・P・ジョンスン。画像には2枚写っているが、聴いているのは右の方。左の方はジャケがいいので参考出品。
一応簡単に内容に触れておくと、左のリヴァーサイド盤はピアノ・ロールを集めたもの。しかし、これは買ってからあまり聴いていない。ピアノ・ロールは“ろ~るぅに~”女史みたいに普段から自動演奏ピアノでもって「生」を聴いてる人間にはその迫力や本当の良さが分かるのだろうが、レコードで聴くとどうも音がノッペリとしているというか…。え? まだまだ修行が足りない? 失礼しました、ろ~るぅに~様。

さて、右のスティンソン盤。まずこのジャケットに目がいくと思うが、デヴィッド・ストーン・マーチンである。年季の入ったSPコレクターなら見覚えがあるかもしれない。
というのも、スティンソンはアッシュというSPレーベルの配給を行っていた会社だった。で、そのアッシュから出ていた3枚組SPアルバムをジャケット・デザインもそのままに(色合いが若干異なるが)LP化したものが本盤というわけなのである。よって、このLPは片面3曲ずつ、たったの6曲しか入っていない。アッシュにはピアノ・ソロがあと3曲あるんだが。
録音は44年。残念ながら(?)ピアノ・ソロは1曲のみ。残りはバンド付きで、アル・ケイシー(g)、フランキー・ニュートン(t)、ポップス・フォスター(b)、エディ・ドーティ(ds)という面々。さすがにこれだけの顔が揃うとジェイムス・Pもかすんでしまう。どれも最高のコンボ・サウンドだが、殊に"The Dream"の全編に渡って鳴り響く哀愁を帯びたトランペット! 正直言ってピアノを聴くと言うよりもニュートンのトランペットを味わうといった趣のアルバムである。しかし6曲っていうのはいくら何でも物足りないな。
ジェイムス・Pが1曲でヴォーカルをとっているがこれはまあご愛嬌といったところ。

画像左より
Backwater Blues: The Stride Piano Of... (Riverside RLP 151)
New York Jazz (Stinson SLP 21)

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Comments

秋の園遊会 お疲れさまでした、あの 初めの方の文章は「やっぱLPは
安もんのCDとは全然違うねんゾ」という事を遠まわしに(ハッキリ)と聞き取れますが・・・・
フランキーやドゥティの良さはCDでも聴こえます、トリオでのエディー・ドゥティもいいッスよネ(って やっぱ負け惜しみにしか聞こえない?)
それにしてもたまらなくいいジャケ・・・(あ、言ってしまった)
ジェームズP様のような一流の方にはやっぱ一流のサイドメンが集まる、
陛下のブログに僕が来る(あ、チト勘違いしました)
長文失礼しました(が、ガンバレ ニッポン)。


Posted by: ドクター | Nov 12, 2006 at 20:02

ん? 「そんなもん、とっくに承知の音源だわい!」という自己主張が
遠回しにしかもハッキリに聞き取れますが…。
やはりご存じでしたか。

ま、しかしジェイムス・Pはやはりソロがいいですな。
バンドものもそれはそれで悪くないけど、ピアノをガツーンと
聴こうというときはトランペットやギターは余計でした。
ここはドクター殿がひとつソロのコアなところを。
よろしく。

今日は1日ベニー・カーターを聴いておりました。
この人もいいねぇ!

Posted by: yama | Nov 12, 2006 at 22:40

デヴィッド・ストーン・マーチンのカバーは、雰囲気があってよろしいですね。
SPアルバムを集めている頃、山崎さんのおっしゃているAshやDiscのそれは内容に加えて、デヴィッド・ストーン・マーチンのカバーが楽しみでした。
因みに、この時代のジェイムス・Pであれば、Omer SimeonとやっていたDiscの2枚組SPアルバムがボクは好きです。

Posted by: 木下 | Nov 12, 2006 at 22:42

SPアルバムを集めていたと?! ストーン・マーチンのものだと
それだけで結構いい値段になるのでは…。
そこへいくとこのLPなんて(笑)。
オマー・シメオンとのものにはスウィングしたいい演奏がありましたね。

=====================
以下、訂正です
最初本文にアッシュには6曲しか録音がないと書いておりましたが、
念のため調べてみたところ、42年にピアノ・ソロが3曲ありました。
相変わらずの早とちりで。というわけで、本文を若干訂正いたしました。

Posted by: yama | Nov 12, 2006 at 23:55

>SPアルバムを集めていたと?!
>ストーン・マーチンのものだと
>それだけで結構いい値段になるのでは…。


はい、一時は300冊くらいありましたが、狭小住宅のため、如何ともしがたくほとんど処分しましたが・・。
でもね、その9割9分はオークションで、$20-$30あたりで入手したものですから、山崎さんの膨大なLP、CDコレクションに比べたらコストはかかっていないんです。(笑)
勿論、国内のレコード屋さんでまともに購入したら、もう大変ですね。

Posted by: 木下 | Nov 13, 2006 at 00:18

あんな重くてかさばる物が300も!(笑)
それから私のLP/CDが膨大っていうのは、恐らくドクター殿による
風説の流布がそういう誤解を招いているのだと思いますが、
私みたいな貧乏人にそんなことあるはずが…。

昔『音の書斎』っていうムック本で見た仙台の佐々木さんの
レコード棚! あれには度肝を抜かれたもんです。

Posted by: yama | Nov 13, 2006 at 09:27

ジェイムス・P・ジョンスンのピアノロールもののLP。
私的にはとっても興味あるし、食指が動くブツなんですが
でも、やっぱり、仰る通りLPで聴くと『ノッペリとしている』のは否めない。
正直なところ、私もLPで聴いて「こんなんじゃピアノロールが誤解されるわ」
な~んて悔し涙に眩れてるんですが。
(自慢じゃないけど)やっぱ、ナマで聞いてナンボだと思います。
いっそのことナマギター、ナマボーカルを入れてセッションしてLP化すれば、それは素晴らしい演奏になろうかと・・・。
ジェイムズ・Pのナマ伴奏付きで、唄ってみませんか??

Posted by: ろ~るぅに~ | Nov 13, 2006 at 12:00

ピアノ・ロールを“ノッペリ”だなんて書いて機嫌を損ねたりは
しないかと結構神経を使いましたが、どうやらセーフだったようで(笑)。
で、「唄ってみませんか?」って言われても、それはちょっと。

Posted by: yama | Nov 13, 2006 at 13:37

そんなことで機嫌を損ねるほど子供ではなくってよ。
唄がダメなら、ギターで参加します?(笑)

Posted by: ろ~るぅに~ | Nov 14, 2006 at 14:08

ハァ、じゃあ、ウクレレで。

Posted by: yama | Nov 14, 2006 at 15:45

じゃあ、おいらはカスタネットかトライアングルで!

Posted by: ちっちー | Nov 14, 2006 at 19:03

カラオケ・バーなんかでよく音楽に合わせてマラカス振って
迷惑がられているオッサンがいますが、あのノリですな(笑)。

Posted by: yama | Nov 14, 2006 at 20:16

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