« April 2007 | Main | June 2007 »

May 27, 2007

Polyjesters

Polyjesters

カナダのジャイヴィン・スウィング・バンド、ポリジェスターズ、って言ったって誰も知らないと思うけど、彼らのサードアルバム“KA-CHUNK!”がこの度国内盤としてリリースされることになった。で、そのライナーノーツを不肖わたくしが書かせていただいております。また、日本盤のみボーナス・トラックが追加されますが、その選曲も私がやりました。
ことのいきさつは、私が以前ホームページで彼らのCDを取り上げて激賞していたのが、今回の国内盤のリリース元となるゲットヒップレコードの中村さんの目に留まって、というわけで、依頼の話をもらって一も二もなくOKした次第。
話が決まって数日後、中村さんとお話したところ、何でも私がライナーを書くことになったと聞いて、彼ら(ポリジェスターズ)も喜んでいると。確かに以前彼らから二度ほどメールをもらったことがあるのだけれど、それにしてもホントに覚えているんだろうかと、多少いぶかしむ気持ちも。でもたとえウソでも本音を言えばこれは嬉しい。普段ものを書くときよりも1.5倍ほめることにした(もちろん、すべてホンネで書いたが)。

発売は6月1日。アマゾン、タワー、HMVで予約受付中だそうです。少しでも興味を持たれた方はこちらを。試聴もできます。ポリジェスターズのサイトはこちら
彼らからもらったメールに「ぜひ、日本に行きたい!」と書かれていたけど、夢がかなって6月の頭に来日、東京と京都の2カ所でライヴがあります。

昔、ジャズ評論家の佐藤秀樹氏が「ぼくのバド・パウエル」と書いているのを読んで、なるほど真のファンとはこういう書き方をするのかと、いたく感心させられたことがあったのだが、それにならって「ぼくのポリジェスターズ」とこの際言わせてもらうか。

| | Comments (6) | TrackBack (1)

May 23, 2007

私の好きな「Jazz」

Herwin101

昨年、仙台の佐々木健一さんから「まっしーとこのCAFE SOCIETYで“わたジャズ”何とかなんねべが?」という話があった。実を言えば、私も前々から考えないではなかった。が、今までできなかったのには一つの理由が。それはあの長い文章(笑)を「私が」打ち直さなくてはならないということなのだ。
しかし、かつては私自身も散々お世話になったコラムであるし、佐々木さん同様、このまま埋もれさせてしまうのは実にモッタイナイという気持ちも強くある。それに何となくだが、今回のこの話は天のサトちゃんの声であるような気もしてきた。「よし、それならば!」と一念発起。暇を見つけてコツコツとタイプすることを決心したというわけであります。

と、いきなり分かる人にしか分からない話で、一体何のことだと思われる方も多いと思うので、もうちょっと詳しく話を。
今は亡きとなってしまったが、名古屋にネットワークというブルース専門のCDショップがあった。で、ネットワークと言えば通販リストだった。ほぼ毎月発行されていたリストは、当初はごく普通のCDカタログだったが、いつしかコラムが載るようになった。書き手はお馴染み、東洋一のゴスペル好き酒屋のおやぢこと、仙台の佐々木健一さん。
“私の好きな「Jazz」”というのは、佐々木さんがそのリスト上に書いていた連載コラムのタイトルで、回を重ねるうちにネットワーク・リストの看板コラムとなったのである。内容はハーウィンのLP(ジャズ・シリーズ)の紹介に始まって、次にフロッグへ。その数、全51タイトル! 
ちなみに、しばらくするとジャイヴ博士の魚住さんが新たなコラムの書き手として登場した。ついでに言うと、私もコラムニストの一人として、その末席を汚しておりました…(恥)。

というわけで、私のホームページ、CAFE SOCIETYにて“私の好きな「Jazz」”を復刻することになりました。ただし復刻するのはハーウィンのシリーズのみ、全15本です。
一応3カ月に1本というスローペースでのアップとなりますが、どうか最後まで気を長く持ってお楽しみくださいませ。ご意見・ご感想は当ブログ、またはメールにて。

私の好きな「Jazz」 第1回~Freddie Keppard (Herwin 101)

| | Comments (6) | TrackBack (0)

May 15, 2007

サザエでございまーす!

Rosetta_howard

ちょっと違うか。

| | Comments (10) | TrackBack (0)

May 07, 2007

敗者復活

結局、ゴールデン・ウィークは原稿書きで丸つぶれ。とは言っても書き終わった訳じゃない。あともう少し。ま、何を書いているのかはまた後日。
というわけで、ブログ更新用にとあれこれ密かに暖めていたネタはすべて頓挫。ってそれほどのもんじゃないが。しかし今さらいちいちこと細かに書くのは面倒臭いので、ダイジェスト版にしてみました。実はすべてボツネタなんだけど。

May_cd

(1)Johnny Moore's Three Blazers - Be Cool (Ace)
(2)The 5 Royales - Catch That Teardrop (Ace)
(3)TOrcH - Charm (Buffalo)
(4)Annette Hanshaw - Ain't She Sweet (Sounds Of Yesteryear)
(5)King Oliver - The Complete 1923 Jazz Band Recordings (Archeophone)

(1)ほとんどが初CD化で、うち6曲が初リイシューということらしい。スリー・ブレイザーズっていうと、まあ大体聴く前から想像が付くわけだが、そのとおりの内容。ここでヴォーカルをとっているのはフランキー・アーヴィンとマリ・ジョーンズの二人。フランキーはいわゆるチャールズ・ブラウン・マナー、つーか、チャールズ・ブラウンそのもの。もう一人のマリ嬢がなかなかいい。一聴の価値あり。

(2)未聴

(3)トーチの3枚目。雰囲気がいい。ただそれだけ。

(4)アネットのCDは何枚か出てるけど、これは内容的にいいんじゃないだろうか。よく知らないけど。しかし今回このCDを聴いて改めて思ったのは、やはりジャネット・クラインはアネットにかなりインスパイアされているんだなぁということ。

(5)サッチモ、ジョニー・ドッズを擁したオリヴァーの1923年録音。説明無用。必携中の必携で、もちろん中身は先刻承知。しかしアーキオフォンがわざわざ出すからには、というわけで買ってみた。なるほど念の入った作り。音もサスガ。

May_lp

(6)Paul Howard's Quality Serenaders - 1929-1930 (RCA LPM 10117)
(7)Muggsy Spanier - 1924-1928 (Fountain FJ-108)
(8)V.A. - Dixieland Jazz Classics (Herwin 116)
(9)Blind Joe Taggart - A Guitar Evangelist 1926 to 1931 (Herwin 204)

(6)『ウェスト・コースト・ジャズを考える』の続編をと思ったが、書くのが面倒臭くなった。それにそれほど書くことも残ってないし。ハワードはいいんだけど。残念だがボツ。

(7)ドクター殿がブログで取り上げていたマグシーの『グレート16』は彼の最高の1枚であるけれど、それ以前のバックタウン・ファイヴやジャングル・キングスもこれはこれでなかなか捨てがたい。特にバックタウン・ファイヴの「サムデイ・スウィートハート」は『グレート16』の「ロンサム・ロード」に匹敵する素晴らしさではないか。そこで、このFountain盤を取り上げようと思ったけど、やはりいろいろ書くのが面倒。よってボツ。

(8)ハーウィンの100番台、戦前ジャズのシリーズは115のジョニー・ドッズで終わっているとばかり思っていた。ところが116が! それがどうしたというわけだが、事実それだけなので、やはりボツ。

(9)ブラインド・ジョー・タガートはブラインド・ウィリー・ジョンスンに並ぶギター・エヴァンジェリストの一人で、このハーウィン盤は運良く手に入ったのが嬉しくて見せびらかそうかと。でもよく考えたら大して珍しくもないんだよなぁ。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

« April 2007 | Main | June 2007 »