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Jun 03, 2007

戦前ブルース週間

Prewar_blues

ここ1週間ほど、戦前ブルース週間とばかりにそのテのものを集中的に聴いている。平成も19年、まだ聴くか戦前ブルース、という気もしないでもないわけだが。しかし、何ものにも代え難い魅力というのがあるのだなぁ。
ともかく、その「戦前ブルース週間」の中心となっているのが以下のCD4種。

(1)Robert Lee McCoy - Prowling Nighthawk (Catfish)
(2)V.A. - Brownsville Blues (P-Vine)
(3)The Hokum Boys & Banjo Joe - Ain't Goin' That Way (Black Swan)
(4)Charlie Shavers & The Blues Singers (Timeless)

(1) 私、マッコイが好きで何年かに一度、無性に聴きたくなるのである。念のため言っておくと、聴きたくなるのはあくまでマッコイで、ナイトホークではない。で、先月久しぶりに聴きたくなったのだけれど、持っているのはウルフ盤LP2枚。しかし、LPを何度もひっくり返しては針を落とし、などとやってはいられない。なぜなら、昼寝をしながらマッコイを聴く、というのが今の私の切なる希望なのだ。夢うつつ、まどろみの中で聴きたいのである。だが、ウルフから出ていた唯一の単独CDはとうの昔に廃盤になっている。それで何か代わりになるようなものはと思って調べたら、キャットフィッシュからウルフと同じコンプリート集が出ていた! おかげで、充実の昼寝ができました。

(2)「ブラウンズヴィル派」と呼ばれるブルースマンを集めたコンピ。ヤンク・レイチェルが聴きたかったのだけれど、これまたウルフ盤は廃盤。で、現在レイチェルがまとめて聴けるの唯一のCDがこれというわけ。レイチェルとサニー・ボーイ・ウィリアムスンの絡みに改めて感動。他にはハミー・ニクスンの大迫力のジャグが付くサン・ボンズ、そしてデルタ・ボーイズ、チャーリー・ピケットもよし。単独盤よりもかえってよかった。

(3)ホウカム・ボーイズとバンジョー・ジョーのカップリング盤で、回数的にはこれを一番聴いたか。ホウカム・ボーイズの方は、ドキュメント盤(DOCD-5236)とかなりダブるので、もし買おうという方はご注意を。ただこちらはジョージア・トム絡みのものが数曲含まれている。あと音はこちらの方が明らかにいい。

(4)トランペットのチャーリー・シェイヴァースがブルース・シンガーのバックを付けたものを1枚にまとめたものだが、ブルース・シンガーといっても収録されているシンガーはトリクシー・スミス、グラント&ウィルスン、ロゼッタ・ハワード、アルバータ・ハンターと、すべてヴォードヴィル系なので、ブルースというよりは、ジャズ・アルバムということになる。
アルバム・タイトルにシェイヴァースの名が据えられているが、気にする必要はない。たとえばトリクシー・スミスの有名な“My Daddy Rocks Me”のセッションで一番耳を引かれるのは、やはりシドニー・ベシェであるわけだし。以前、同じくタイムレスの『30s Girls』というCDを取り上げたことがあるが、趣向はあれと同じで、女性小唄系シンガーのコンピと思えばいい。先日のロゼッタ・ハワードはRSTに単独盤があるが、ちょっとそこまでは、という人にはこれがいいかも。十分に楽しめる。

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Comments

>念のため言っておくと、聴きたくなるのはあくまでマッコイで、ナイトホークではない。

♩分か〜るよ、分かる、その気持ち!!♩
でも、昼寝のお伴に??まあ、デカイ音じゃなければ眠れるか。

Posted by: 木下 | Jun 04, 2007 at 00:13

ということは、木下さんもロバート・リー・マッコイがお好きなんですね。
それは嬉しいなぁ。
そういえば皆さん、普段家ではどの程度の音量で音楽を聴いて
おられるのでしょうかねぇ。会話が困難なぐらいの音量とか?
私はあまり大きな音では聴いてない(つもり)です。普通に会話も
できますし、もちろん楽に寝れます。
もっとも、いつでもどこでも寝れる、というのが私の特技では
ありますけど(笑)。

Posted by: yama | Jun 04, 2007 at 09:20

>そういえば皆さん、普段家ではどの程度の音量で音楽を聴いて
おられるのでしょうかねぇ。

ボクは、結構大きい音で聴いていると思います。マンション住まいですが、近隣にはご迷惑をかけていると思います。(あっ、勿論、夜は小さい音で聴いています。常識ある社会人として(笑))

Posted by: 木下 | Jun 04, 2007 at 21:44

近隣への迷惑を心配するほどの豪快な音量、ですか。
私のような小心者には到底真似のできないリスニング・ライフと
いうわけですね。ふ~む。
そういえば、例のJoe Bussardの映像で、氏の聴いてる音量が
結構こぢんまりしていたのが印象的だったけど、でもあれは
撮影のためにボリュームを落としていたんですかね。

Posted by: yama | Jun 05, 2007 at 06:48

あ、ども 僕ぁ昔ハウリング検査やっちゅうて半径1k到達音量をやりましたが、最近のヴォリューム角度は8時くらいッスね、僕の場合戦前モノは軟弱&スケベ性格ですから女性ヴォーカルが聴きやすいです、「サザエさん」到着されましたが「アタイについておいで」タイプで(ムフっ)、どこでも寝られる特技とは羨ましいかぎりですが 僕のお昼寝シーンではみなさまのおかげを持ちまして甘口ジャイヴで枕を股間にこすりつけて悶える(ま、こんな感じ)です。

Posted by: ドクター | Jun 05, 2007 at 09:59

サザエさんを聴きながら股間を枕に…。あまり想像したくない図です。
アンプのボリュームは私も8時です。あ、でもこれって、アンプや
スピーカーの出力数で違いますかね(ド素人な疑問)。

ところで、次回お買い物される際にオマケが付くよう手配させて
いただきましたので、ぜひ何か買ってください(笑)。

Posted by: yama | Jun 05, 2007 at 12:39

えッ!オマケぇ~(うれチィ~なぁ~)なんかワクワクしますネ
そいじゃ1枚だけ買う事にします(笑)
ポリジェスターさん到着されました♪
ベースが上手いからフロント陣も冴え渡りますナ、
サックスのクールなこと 弦楽器のうンメぇ~こと!
起承転結的編集で17、18、(この辺りがソソられます)
ライナーは・・・・・(虫メガネ探ソ)。

Posted by: ドクター | Jun 06, 2007 at 01:28

い~っ! か、買っちゃったあぁあ?! い、いや、ありがとうございます。
しかしそうなりますと、慌てて注文する必要はないかと…。
ダブリますので(笑)。
ま、ヤフオクにでも(売れないか)。

ライナーは、確かに目に優しくないです。
私も虫メガネがないと…(苦笑)。
この件(字が小さい等)については、リリース元もライナーを
付けてCDをリリースするのが今回初めてということもあり、
今後の改善事項とさせてくださいと。
まあ、私的にはそんな大層なことが書いてあるわけでもないし、
一向に気にしてないんですけど、ね。

オマケについてはまた練らせてもらいます。

Posted by: yama | Jun 06, 2007 at 07:50

あ、はい 上手くいけばサインもらってサイン入りで出品しようかなと・・・(なんか浅ましいッスね)、
もちろん焼いたモノでいいんすけどネ、ぼ、僕ぁ催促はしませんヨ催促はしませんがネ、好きだナぁ「宮沢花子」PCでチョコっと聴いただけで虜になりました、と言う事で宜しくお願いします。

Posted by: ドクター | Jun 06, 2007 at 10:49

宮沢花子?? 宮川花子じゃなくて? 漫才の。でもあの人は歌わないか。
焼いたのでよければ、レヴュー用に送られてくるCDがあることは
ありますが…。ちなみに私は焼き方を知らないんですよ(今度やり方を
教えてください)。
ともかくダブるんじゃ仕方ないので、別のものを用意させていただきます。
しばし、お待ちを。

Posted by: yama | Jun 06, 2007 at 11:43

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