« June 2007 | Main | August 2007 »

Jul 29, 2007

Bushkin/Gaillard

Bushkin_gaillard_2

長らく活動を停止していた仏クラシックスだが、ようやく身元引受人が見つかり、活動再開となった。その長期休暇の間、クラシックスの2本柱の1本である「ブルース&リズム・シリーズ」は英Rev-Olaにだいぶ食い荒らされはしたが、もう1本の「ジャズ・クロノロジカル・シリーズ」の方は新規参入者もいないようで、こちらは引き続きクラシックスの独壇場のようだ。
で、つい先日、そのジャズ・シリーズの新譜2枚が届いたので、ここは早さだけが取り柄の当ブログ、いち早く取り上げておく。

まず1枚目は活動停止前にリリース案内があったのの、発売延期となっていたジョー・ブシュキン(随分待ったぜ!)。
彼はテディ・ウィルスンの流れを汲むスウィング・タイプのピアニストで、トミー・ドーシー、ベニー・グッドマン、サッチモといった一流人気楽団に参加するというキャリアを持つ。ヴォーカル・ファンならリー・ワイリーの『ナイト・イン・マンハッタン』を思い出すかもしれない。
ブシュキンの第1集となる本CDにはソロを含め5つのセッションが収められている。中でも41年のホット・リップス・ペイジ、44年のズート・シムズ(このときズート、18歳!)、そして46年のバーニー・ケッセルの参加セッションが特に注目か。しかし個人的趣味で言えば40年のピアノ・ソロが一番だな。で、次がコージー・コール参加のピアノ・トリオ。ともあれピアノ・フリークはマスト。

もう一枚はシリーズ8枚目となるスリム・ゲイラード。音源はマーキュリー、クレフ、ノーグランで、LPで言うとヴァーヴの『スモーガスボード』辺り。「ゴメンナサイ」収録。
ところでゲイラードといえば、「ジャイヴ33選」にゲイラードをまだ挙げていなかったことに気が付いた。で、これはイカンと早速選びにかかったのだけれど、どれか1枚となると難しい。2枚組のアンソロジーみたいなのがあれば、即キマリなんだが。で、悩みに悩んで決めました。ホントはもっと「高いヤツ」にしたかったけど、一番安いヤツに。でもファースト・チョイスはやはりこれだよな。何を選んだかはPHOTO ALBUMSを。

Joe Bushkin - 1940-1946 (Classics 1434)
Slim Gaillard - 1951-1953 (Classics 1437)

Joe_bushkin

Joe Bushkin - After Hours (Columbia CL 6201) [10"]

| | Comments (6) | TrackBack (0)

Jul 26, 2007

ジャグ・バンドのレコード (6)

Jazzy_jugs

ジャグ関連のオムニバス盤というと正直どれも似たり寄ったりだけれど、そんな中今回はちょっと毛色の変わった1枚を。
本盤はタイトルにある“Jazzy”というのがミソ。つまりジャズっぽいジャグ/ウォッシュボード・バンドというわけだが、ただ大半を占めるのはジャズ系ウォッシュボード・バンドで、ほとんどが「ジャグ抜き」ではある。しかしウォッシュボード・バンドとジャグ・バンドを分けて聴いたり考えたりするのもちょっとどうか、というわけで、これも「ジャグ・バンドのレコード」の1枚としたい。

さて、そんなジャグ抜きの中「ジャジー・ジャグ」の名に相応しいバンドとして収められているのがクラレンス・ウィリアムス率いるアラバマ・ジャグ・バンドである。メンバーはエド・アレン、ウィリー“ザ・ライオン”スミス、セシル・スコット、“バンジョー”アイキー・ロビンスンと、玄人受けを狙ったかのような面々。ま、肝心のクラレンス・ウィリアムスのジャグがイマイチ音が出ていないし、息切れする場面もあるが、さすがこのプレイヤーによるアンサンブル。唸らされることしばしばである。
一方、ウォッシュボード・バンドではジョージア・ウォッシュボード・ストンパーズステイト・ストリート・ランブラーズ(後者はウォッシュボード・バンドとは違うかもしれないけど。しかしともに必携!)というビッグネーム(?)が並ぶ中、ジェイムズ・コールズ・ウォッシュボード・バンドの燻し銀の1曲が異彩を放つ。

ブルース・フィールドからはタンパ・レッドの「タイト・ライク・ザット」(ハーフ・パイントがヴォーカルをとったヴァージョン)やカンザス・ジョー・マッコイが採られているが、「ジャジーな選曲」としてはうなずけるものとなっている。
MCAのジャズ・ヘリテージ・シリーズはどれもジャケがパッとしないが、内容はいい。

V.A. - Jazzy Jugs And Washboards (MCA 1372)

| | Comments (4) | TrackBack (0)

Jul 12, 2007

ジャイヴ33選

【ジャイヴ33選】 Vol.6~ザ・キャッツ・アンド・ザ・フィドル
Cats_and_the_fiddle

The Cats & The Fiddle - I Miss You So (RCA AXM2-5531)
以前は珍しかったキャッツのこのRCA盤も、仏DeeJayがCD化してからというもの、まぁ出てくる出てくる。それだけ手放す人間が多いってことなんだろうけど、今じゃ猫も杓子も持っている1枚。

ところで、1枚ずつボチボチとアップしている『ジャイヴ33選』ですが、まとめて閲覧ができるように左サイドバーの「PHOTO ALBUMS」にアルバム・ジャケットをアップしてみました。これでいつでも簡単に見ることができるかと。とは言っても画像の加工が面倒くさくて、まだ3枚しかアップできていませんが(今度の連休中にVol.6まで何とか)。
ま、こんなものに興味のある方がいるかどうか分かりませんが、もしよかったらチェックしてみてください。

| | Comments (10) | TrackBack (0)

Jul 08, 2007

ありがとうございました

Thanks

先週はドクター殿、木下さん、lyneちゃんと毎日のようにCDRやらDVDの贈り物が。ありがとうございます。すべて楽しませてもらいました。
ドクター殿は、京都フォト集。やっぱり絵心があるんだな。対象の捉え方がエエです。やはり死ぬまでに一度は行かなくてはなりませんね、京都。安くてうまい飲み屋を教えてください。よろしくお願いします。
木下さんからはダ●ングDVD。タイトルの"King Of Jazz"というのはポール・ホワイトマンのことで、そのホワイトマンの映画というかレビューショーというか。ところどころの場面は観たことがあるのだけれど、フル・ヴァージョンを観たのは初めて。それにしてもすごいセット。一大スペクタクル。ベン・ハーか。当時の人気のほどがうかがえます。
lyneちゃんはご自身のライヴ自慢(笑)。「どうだ、コノヤロー!」だそうです。あ、「コメントは書くな」とキツク言われているのでやめときます。が、あ~書きてぇ~。
お三方、ホントありがとうございました。

さて最近の購入CDだが、このところ(というか今年に入って)不調。いいのもポツポツとはあるんだけど、目玉がないな。
最近買ったのでは、まずはマディの未発表ライヴ。ジョニー・ウィンター、ジェイムズ・コットンとの共演ものだけど、しかしこれは「未発表」というところにその価値のすべてがあるという感じか。一応一回だけは聴いてみたが、このテのものは今の私にはもうキツイ。20年くらい前だったらもっと楽しめたかも。
もう1枚は、ワイノニー・ハリスのRev-Ola盤。今日聴いていたんだけど、不覚にも途中で寝てしまった。今から聴き直し。では。

Waters, Winter & Cotton - Breakin' It Up, Breakin' It Down (Epic)
Wynonie Harris - Rock Mr. Blues! (Rev-Ola)

--------------------
【ジャイヴ33選】 Vol.5~キャブ・キャロウェイ
Cab_calloway

Cab Calloway (Epic LN3265)
最初からマニアックなものを選びすぎました。反省。初心に立ち返ります。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

« June 2007 | Main | August 2007 »