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Sep 09, 2007

安吾、マクラクリン…

Ango_mccracklin

金曜日、ブルース&ソウル・レコーズ編集部よりレヴュー用サンプル盤届く。これでまた、しばらくは頭が原稿に支配される。どうかうまく書けるように。心に念じる。
昨日は暇つぶしにブックオフへ。坂口安吾の『肝臓先生』(角川文庫)を買う。105円也。安吾は学生のころから好きで、金もないのに冬樹社の評論全集を無理して買い込んで繰り返し読んだものだった。文庫もけっこう持っていたのだけれど全部処分してしまって、今手元に残っているのはその全集のみ。家に帰って半分ほど読む。あ~、こんなふうにレヴューが書けたらなぁ。ま、レヴューに安吾はオーバーかもしれないけれど、でも恥ずかしながら白状すると、これでも安吾にけっこう影響を受けているのだ。

クラシックスの新譜、ジミー・マクラクリンが届く。未聴だった山中千尋、スマイリー・ルイスとともに聴く。が、サンプル盤には手が伸びず。聴けば、それは原稿に取りかかる決心が付いたことを意味する。つらい。
マクラクリンはダウンホームさが同居しているこの時期、実に味わい深い。スマイリーは33曲収録で、これはちょっとボリューム過多。山中千尋はジョー・サンプルみたいになってしまっているのがちょっと気になる。もっとストレートにスウィングしてほしいのだが。

この間から再三ふれているヤンク・レイチェルに関して、JSPから“Legendary Country Blues Artists”というタイトルのボックスが出るようだ。スリーピー・ジョン・エスティスを中心としたブラウンズヴィル派のブルースマンを集めたもので、レイチェル、サン・ボンズ、チャーリー・ピケットといったところがその収録対象。うーん、これは迷うなあ。エスティスはもうすでに全部揃っているし。だけど食指を動かされる内容ではある。とりあえず今月は買ってももう聴く暇がないし、来月また考えるか。

Jimmy McCracklin - 1951-1954 (Classics 5180)
Smiley Lewis - Mama Don't Like It! 1950-1956 (Rev-Ola CR Band24)

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Comments

へぇ~、陛下が安吾ってのぁ以外でした(前衛的だと思うンすけどネ)
「堕落論」は読んだハズだけど覚えてないし、評論全集って繰り返し読めるモノですかぁ(スゴイ)
スマイリーが33曲(コレもスゴイ)ニューオリンズのワリに重たい
オッサンって感じしますワ、
さりげなくですが「全部揃ってるし」言いたかったのはコレですナ?。

Posted by: ドクター | Sep 10, 2007 at 00:53

まいど、どうもです。
評論といっても今風に言えばエッセイみたいなものが多いし、
そんな堅苦しいものではないです。
特に好きなのは自伝的エッセイであります。
もちろん、文学論みたいなものもありますが、要は小説以外の
作品ということでして。
で、繰り返し読むというのは、ただ私がそういうタチなのです。
レコードといっしょで、本も気に入ると何度も読んでしまうわけです。

残念ながら全部揃っているのは戦前録音だけ。それにエスティスは
そんなに量ありませんし(CD2枚分くらい)。
再発見後のものは持ってないものも多いです。

Posted by: yama | Sep 10, 2007 at 09:16

おっとぉ
スリーピーさんのボックス・・・
ほ、欲しい。
情報ありがとうございます♪

ところで
my photo?
yamaさんてチャーリーさん似なんですか?
え?
・・・。

Posted by: ken-sann | Sep 17, 2007 at 22:42

巷では「かなりのイケメンらしい」との噂が流れいるようですが、
いくらなんでもそんな日本人離れした容姿ではありません。
ん? 誰だ? スマイリー・ルイス似だろって言ったのは…。

Posted by: ca-Ym | Sep 18, 2007 at 09:51

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