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Nov 26, 2007

インスタントストア

ken-Gさんのところでアマゾンのインスタントストアというサービスを使っているのを見て、これはいいなと早速私も真似して作ってみました。ここにピックアップされているのは、今までに私が『ブルース&ソウル・レコーズ』のディスク・レヴューのページで担当したディスクです。
最近レヴューを書くとき、重複した書き回しを防ぐため、前に書いたものにあたることがあるのだけれど、これがまたどの号に何を書いたかほとんど覚えていなくて、探すのがけっこう手間だった。それでこうやって作っておけば、後で参照するときに楽じゃないかと。つまりこれは「自分用」に作ったものなのですが、もしよかったらご覧くださいませ。左サイドバーの「MY WRINTINGS」です。
ただ一つ注意事項を。
Bsr78以前も書いたと思うけど、BSRのディスク・レヴューはベテラン・ライターはともかくとして、基本的にはそれぞれのレヴュアーの得意分野を考慮しての“あてがいぶち”となっている。つまりこれらを選盤したのは編集部(編集長)というわけです。ちなみに私のテリトリーはジャンプ、ジャイヴに戦前ジャズ、あと女性シンガーといったところ。
というわけで、これらのCDは「私のお薦め」といった趣旨のものではありません。もちろんお薦めのものも多々ありますが、単に私がレヴューを担当したCDというだけのことですので、その点、勘違いされませぬよう。
それからディスク・レヴューではそれぞれ点数をつけておりますが、ここではそれは省略しております。

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Nov 23, 2007

ボブ・ガディって、

Bob_gaddy

『ブルース&ソウル・レコーズ』のディスク・レヴューでは、いつもトンチンカンなことばかり書いて陰で失笑を買っている私でありますが、今回担当したサニー・テリー&ブラウニー・マギーの『Hometown Blues』(P-Vine)ばかりは、間違いなく“聴き応えある1枚”と自信を持って言える内容となっている。まあもっとも、もとより評価の高いメインストリーム盤LPの拡大版CDというわけで、ことさら私が念を押さずとも、内容については既に保証済みなわけだけど。
で、今回のレヴューだが、字数制限のため書ききれなかったことがあるので、ここでちょっと補足をしておきたい。
本CDに聴かれる「ニューヨーク・ダウンホーム・ブルース」とでも言うべきバンド・サウンドだが、サニーとブラウニーが作り上げたというよりは、むしろボブ・ガディの力に依るところが大きい。と、他人にとってはどうでもいいこの部分を泣く泣く削ったのでありました。

ところで、ボブ・ガディというと思い出す話がある。もう何年も前になるが、仙台の佐々木健一さんから聞いた話である。
ある日佐々木さんの店、いづみや酒店に20代の若い女性がフラッと入ってきた。店内を一通り見て回った後、レジにて「レコードがたくさんありますね」と言う(いづみや店内には何とレコードの試聴コーナーが設けてあるのだ!)。そしてさらに言うにはこの女性、何でもBSRに投稿したことがあるとかで、ハウンド・ドッグ・テイラーのファンであると。しかも、CDよりLPを多く持っているとも。それを聞いたいづみやのおやぢ、「ほう! ではちょっとコーヒーでも飲みながら」と、レコードコーナーへ誘ったらしい。
さて、レコードを聴きながら話をしているうちにブギ・ピアノも好きだと。そして、そんな彼女がやぶから棒にボソッと一言。「ボブ・ガディって、いいですね」
うーむ、若い女性がボブ・ガディですよ、ハーレム・ブルースの。どうします、お父さん。どうしますと言われても困るか。
以前、さる女性からいただいたメールに「ハーマン・チティスンが好きなんです!」と書かれていたことがあって、読んで思わずのけぞってしまったことがあったけど、それと双璧と言える衝撃度であった。

今回のレヴューを書き終わってしばらく後、佐々木さんから電話がかかってきたので、そういえばボブ・ガディのこんな話があったよねぇ、と話を振ってみた。すると、何と彼女の近況を教えてくれた。その後も時折彼女と連絡をとりあっていたらしい。
インターネットもメールも一切やらないいづみやのおやぢ。いつも人間同士のつながりの何たるかを教えてくれるのである。

Browniesonny

上の画像(左より)
Sonny Terry & Brownie McGhee - Hometown Blues~The Sittin In With / Jax Recordings (P-Vine PCD-93002) Great!
Bob Gaddy - Rip And Run (Ace CH164)

下の画像(左上より)
Brownie McGhee / Sonny Terry - Back Country Blues (Savoy MG14019)
Sonny Terry - Whoopin' The Blues (Charly CRB1120)
Sonny Terry & Brownie McGhee - Hometown Blues (Mainstream MRL308)
Blind Boy Fuller / Brownie McGhee - Carolina Blues (Flyright LP105)

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Nov 18, 2007

私の好きな「Jazz」~Vol.3

Herwin103

今年最後の「わたジャズ」、アップしました。今回は「トラブル・イン・マインド」でお馴染みのバーサ・チッピー・ヒルを大フィーチャー。関連LP/CDもけっこう掲載しました。
では来年もまたよろしくお願いします(まだ早いってか)。

私の好きな「Jazz」 第3回~The Jazz Wizards Vol.2 (Herwin 103)

そうだ。チッピー・ヒルっていえば、“Some Cold Rainy Day”。侘びしげな唄に絡む、タンパ・レッドのあの絶妙なスライド。わかるかなあ。

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Nov 07, 2007

近着CDから '07/11

Nov_07

最近入手したCDから。
それぞれ個別に感想はあるけれど、あーだ、こーだと書き連ねる気力がない。まあ一応、申し訳程度に書くけど「あー、これを買ったのか」というくらいの感じで見てください。

ピアノ・レッドはベア・ファミリーのボックスを持っていれば、すべてダブる(はず)。私? はい、ダブってます。ちょっと後悔。ところで、ピアノ・レッドのアナログ盤て、どうしてあーも高いのだろうか。何カ月か前にグルーヴのEPをたまたま見つけて久しぶりに物欲という名の虫が騒ぎ出したけれど、とても手が出せる価格ではなかった。あと、日本ではただ一人、鈴木啓志氏が持っているという同じくグルーヴのLPもebayで$500スタートだったし。まあ、レア度ということなんだろうけど、でもいくらレアとはいっても需要と供給の面から考えると、ピアノ・レッドにそれほど需要があるとは思えんのだが。どうなんでしょう。

ジミー・ホームズを知ったのは、bsrの「2006年ベスト・アルバム」に日暮さんが彼のファースト・アルバムを挙げていたのを見たのがきっかけだった。ベントニアのブルースマンとのことで、試しにと買って聴いてみたところ、なるほど、スキップ・ジェイムズ、ジャック・オーウェンス以後途絶えていたと思っていたベントニア・スタイルがここに命脈を保っていたことを知り、軽い衝撃を受けたのだった。今回のセカンド・アルバムもなかなかのインパクトあり。

エイスのコンピ、ラスティ・ブライアントは省略。では。

Piano Red - Diggin' the Boogie 1950-1956 (Rev-Ola CR Band 28)
Jimmy "Duck" Holmes - Done Got Tired of Tryin' (Broke & Hungry BH13004)
V.A. - R&B on Lakewood Boulevard (Ace CDCHD1165)
Rusty Bryant - 1952-1954 (Classics 5182)

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