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Apr 27, 2008

私の好きな「Jazz」~Vol.4/5

Hewwin1045

「わたジャズ」、久しぶりに更新しました。今回はステイト・ストリート・ランブラーズのVol.1とVol.2の2枚を一挙公開としました。実は2月に更新する予定だったのが、雑用に追われてできなかったので、その分も併せてということです。
ご意見、ご質問等があればお寄せください。仙台に送りますので。

私の好きな「Jazz」 第4回~State Street Ramblers Vol.1 (Herwin 104)
私の好きな「Jazz」 第5回~State Street Ramblers Vol.2 (Herwin 105)

関連LPがまだ他にもあるような気がするのだけれど、探しきれなかった。またなにか思い出したら、追加しようと思ってます。
あと、関係ないけど、ヤフオクみたらヤズーのLPがたくさん出ていた(赤パットンの黒ラベルも)。わりと手頃な価格だけど、いくらくらいで落ちるのかなあ。

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Apr 21, 2008

がちゃT・新作発表!

Gashat08

先日、「ヤズT作るぞ!」と鼻息荒くおっしゃってたgacha's boxのがちゃこさんが、早速「がちゃT」の08バージョンとしてYazooのロゴ入りTシャツのデザインを発表、購入希望の申し込みの受付を開始しております。
素晴らしくバッチ・グゥ~なデザインでありまして、早速私、予約しました。
着れば「何それ?」と言われて返事に窮すること間違いなしのこのがちゃT。私もぜひ!という物好きな方はがちゃこさんのブログまで。

【追加情報】
限定20枚だそうです
★完売しました

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Apr 20, 2008

ウクレレ・ボックスとジャネット・クライン

Apr_08b

プロパーからの新譜でウクレレものを集めたボックス・セット、『With My Little Ukulele in My Hand』を二日かけて聴く。ソル・ホオピイ、ウクレレ・アイク、ジョニー・マーヴィン、ジョージ・フォームビー、ジミー・ロジャーズといったところを中心に4枚にまとめたもの。4枚組で2500円という安さにつられて買ったのだけれど、4枚いっぺんに聴くと、さずがにウクレレ好きな私でも気が狂いそうになった。ま、うそだが。しかし安いのは結構なんだが、2500円で吐くまで飲めるという激安居酒屋みたいで、しばらくはもういいという感じ。何ごともほどほどがいい。いや、ほどほどに聴けばいいだけか。

あともう1枚、ジャネット・クラインの新録も届いたので、早速これもトレーに載せる。内容はもちろん、相変わらず。
ライナー氏は今回のアルバムを「正直いって、この新作はジャネットの最高傑作と言って間違いではない」と書いているけど、そうかあ? 「正直いって前作の方がいい」の間違いだと思うけど。別に悪くはないが(いいと思いますよ)、だが「正直いって」なんて、そんな持って回った言い方をするほどではない。何でもかんでもほめりゃいいってもんじゃない。
今回の目玉は昭和歌謡のカバー、川畑文子の「泣かせて頂戴」と高峰秀子の「銀座カンカン娘」の2曲ということらしい。日本語で歌っていることから、当然日本のファンに向けてのサービスだろうが、それなら日本盤のみのボーナス・トラックでよかった。そもそも私、こういうのは個人的に好きでない。ライヴでやるのは大いに結構だが、わざわざ2曲も収録する必要はないだろう。
ところで、今作を聴いておやと思ったことがひとつ。前作に続き今回もロバート・クラウドを取り上げている。前作ではアルバム・タイトルにもなっている“OH!”、今回は“Them Piano Blues”がそれ。ほぼフル・コピーなので聴けばすぐ分かる。
これらのオリジナル曲はジャズ・オラクルのCDでしか聴けないと思うのだが、以前ウィルトン・クロウリーを取り上げていたことといい、けっこうマメに買ってるな、オラクル盤。そんなことを想像していたら、ちょっと嬉しくなった。

GWは何をしようかといろいろと思案していたけど、またまたレヴュー原稿が入ってしまった。2本。しかも今回はいつもより締め切りが早く、連休明けだって。あーあ。
早く書いてしまえばいいじゃないかと思われるだろうが、それができれば苦労はしない。前にも書いたけど、明日できることは今日はやらないがモットーなので。

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Apr 13, 2008

続・ヤズー考

Yazoo_1043

ヤズーのアナログ盤人気も相変わらずのようだ。と言っても、ebayを見ている限り、という話だけど。国内の中古レコード店の状況はよくわからない。
ただ、ヤズーならどれでもってわけじゃない。人気があるのはやはりクラム・カバー。中でも一番人気はブラインド・ボーイ・フラーだろうか。多少ばらつきはあるが、100ドルから場合によっては200ドル近くまでいく。あとホウカム・ブルースを集めたオムニバス盤、『Please Warm My Weiner』も人気で、こちらも大体コンスタントに100ドルはいくようだ。
そして、そんなヤズー人気ここに極まれり状態の中、とうとう400ドルを超える物件が出現した。さて、何でしょう。ヒント、クラムではない。答えはヘンリー・トーマスでした。
しかし、これは明らかに行き過ぎ。相場とはかなりかけ離れていると思う。先に挙げたフラーやホウカム・ブルースのコンピもそうだが、ebayの場合は特にマニアが金にものを言わせてビッドするケースも少なくないので、これらを相場とするのは間違いだろう。トーマスはその後2回ほど出品されたが、案の定60~80ドルほどで落札されていた。が、それでもまだ高いんじゃないかと思うけど。ちなみに私が買ったのはもう随分昔のことだが、新品で確か2千円台だった。専門店でなければ、今もエサ箱の中でそれくらいの値段で眠っているところがあるんじゃないだろうか。

ところでヘンリー・トーマスといえば、ハーウィンにもヤズーと同じコンプリート2枚組がある。内容は全く同じ、マック・マコーミックのライナーも同じものが付いている。しかしハーウィン盤の方が数ページからなる解説書(全曲歌詞付き)が付いているし、地味ではあるけどジャケットもそれなりに味わいがあるしで、個人的にはハーウィン盤の方が好きだ。ま、いずれにしても両方持ってる必要はないわけだけど。

Henry_thomas

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Apr 05, 2008

マニアが求める入門書とは

Apl-08

昨年読んだもののなかで出色だったのが、女流詩人である渡邊十絲子氏の書いた書評コラムだった。新潮新書の『テツはこう乗る』という本について書かれたもので、べつに私、テツでも何でもないが、以下の部分を読んで思わずひざを打ってしまった。

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テツに限らずマニア的世界の本は、ある落とし穴にはまりやすい。それは書き手が「こんな特殊な趣味ですが、やさしく手引きしますからいっぺん見てください。楽しいですよ」という姿勢を出してしまいがちという点である。
マニアの世界はすべて、そのケのない健常者が、やさしく手引きしてもらって勉強して仲間になるようなものではない。なんだかわけがわからないが夢中になって楽しんでいる人たちの様子をみて、「そんなにコーフンするのか。なぜだ」と自分から飛び込んで初めて楽しさを知るものだと思う。『テツはこう乗る』というタイトルには有無を言わせぬマニアの矜持がある。それを見て真似をするかどうかは読者の勝手でいいのだ。勧誘的態度なんかとらないでほしいのである。
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うーむと唸った。まさしく我が意を得たりの内容。しかし、こうもうまく言われてしまうとは。
結局のところマニアックな世界というものはマニアもしくはその素養のある人だけがその世界へ入っていくのだと思う。マニアはそのマニア的かおりに反応する。敷居は高くていいのだ。素養のある人物、そのケのある人は、いかに敷居が高かろうがまたいで来るのである。入門書などと称して敷居を低くしてしまった時点で、それは初心者、つまりマニアの卵にとってはもう「中途半端なもの」でしかない。少なくともそういうものに拒否反応を示すのがマニアであり、マニアの卵ではないか。と、強くそう思うのである。

マニアックな世界を上級者はもちろん、これから入門しようとする初心者にも優しくなどという本は、私なら買わない。つまらないにきまっている。
ブルースでもジャズでも「どうだ。分からなければ分からないで結構」と言わんばかりの本ができないもんかなと思う。もう、売るなんてまるで考えてないような。そんな本があれば、少々高くても喜んで買ってしまうんだけど。偏屈か。

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