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May 21, 2008

近くて遠い

Big_bill_broozy

長年探していたレコード、あるいは珍しいレコードが思いがけず安く手に入ったときは、これはもう無条件に嬉しい。
ビッグ・ビル・ブルーンジーのあまり見かけないエマーシーの10インチ盤、『Folk Blues』が先日かなり安く手に入った。いや、安かったと思う。多分。実を言えば、この盤は二三度見たことがあるという程度で、そのときの価格を基に「安かった」言っているだけなので、実際のところはよく分からない。
それはともかく、このビッグ・ビルを買ったのはただ単に安かったからで、高ければ買わなかった。と、さっきからやたら「安かった、安かった」と、貧乏くさい話になっているが、つまり単にそういう理由で買っただけなので、嬉しさも中途半端なら、得したという気持ちも中途半端なのであるが、というのもだ。ビッグ・ビルってどうなんでしょう。どうなんでしょうと言われても困るか。ビッグ・ビルという人は、その名前の大きさのわりにはそれほど聴かれていないような気がするのだが。
エピック盤『Big Bill's Blues』はビッグ・ビルを代表する1枚としてよく取り上げられるけれど、しかし取りあえずそれだけ聴いて終わりというようなことになっていないだろうか。あれだけ膨大な録音があるというのにもかかわらず。
かく言う私も持っているのは10枚くらいだろうか。昔、わりと熱心に聴いた時期もあるが、今はもうさっぱりである。なんか有り難みがないのである、ビッグ・ビル。それとも日本だけか。欧米じゃ人気があるんだろうか。その伝で言えば、ミシシッピ・ジョン・ハートもそうかも。

ところでこのレコード、B面の収録曲を見ると「ベッシー・スミス」「リロイ・カー」「リチャード・ジョーンズ」というお馴染みの人名が曲のタイトルとして並んでいる。最初、ビッグ・ビルのオリジナル・チューンかと思ったが、聴いてみたらなんのことはない。それぞれ「バックウォーター・ブルース」「ホエン・ザ・サン・ゴーズ・ダウン」「トラブル・イン・マインド」だった。何で、こんなことになってんだ。

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Comments

「なんでこんな事になってんだヨ~!」
って僕に聞かれても・・・・
(あ、間違っても僕には聞かないか)

と、言う事は10インチのオムニバス?
ま、ま、そう気ぃ落とさずに・・・
(ココだけの話)
ババ抜きしてるオッサンのジャケとか
ドブ川で行水してるオッサンのジャケに
比べりゃ・・
ひざの上でナデナデしてあげて下さい、

有り難味もなく聴いてそのままなビッグ・ビルさん
ですが、聴いてる最中は(やっぱエエなぁ)
と思わせる(ソコがいいところでしょうか?)
しかし軽く10枚って言われるトコロがスゴイっすぅ。

Posted by: ドクター | May 23, 2008 at 11:58

オムニバス? いや、そうでは…。
これはまた私の書き方がマズかったみたいです。
歌っているのはあくまでもビッグ・ビルでして、
曲のタイトルが人名になっているということであります。
このレコードは51年録音のもので、さすがに全盛期の良さは
望むべくもありませんが、これはこれと思って聴けば
それなりに楽しめます。

チェスのあのシリーズはヘンなのが多いですな。
私もシュガー・ボーイ・クロフォードを持ってますが、
悪い夢を見てるような、ちょっと不気味な感じです。

Posted by: ca-Ym | May 23, 2008 at 21:07

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