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Jul 02, 2008

蒐集ノート~2008年上半期(3)

Blue_note_sessions

マイケル・カスクーナのモザイク・レーベルは、未発表音源の収録に詳細な解説書と、その完璧な作りに加え、しかもリリース・アイテムはすべて限定プレスという、マニア向けレーベルとして知られるが、それ故に持っている人間(おそらくマニア)はなかなか手放さないのではないか。私もT・ボーンのLPセット、ジャック・Tのキャピトル・セッション、エディ・ラングなどを持っているが、多分この先手放すことはないと思う。というわけで、中古市場ではあまり見ないし、一旦品切れになるとなかなか手に入れづらいというのがモザイクに対する私の印象だ。
ピート・ジョンスン、アール・ハインズ、テディ・バンの3人のブルーノート録音を集めた限定5000セットの『Blue Note Sessions』は、テディ・バンの名前の入った数少ないLPの一つということで、やはりファンとしては持っておきたい1枚だ。
もちろん、今ではすべてCDで聴けるわけだから、わざわざLPなんて、と思う人も当然ながらいるだろう。しかし、「聴けるのならCDでも」と言う人は、突き詰めれば「ダウンロードでも」いいわけで、おそらくこの「持っていたい」という感覚は分からないだろうな。いや、むしろそういった、“モノ”にこだわらない融通無碍な精神というのは、音楽に対してある意味純粋ということなのかもしれない。別に自分がそうありたいというわけじゃないけど。

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Comments

モザイク・レーベルのセットで持っているのはCDのBixとVenuti/Langの2種類だけです。
ベリガンのセット、そのうちにと思っているうちに品切れとなってしまいました。
eBayに出たけど定価の2倍近くになり、止めました。

Posted by: 瀬谷 | Jul 03, 2008 at 10:09

あーベリガン、ありましたね。
やはりモザイクだけに関しては「そのうちに」は禁物ですね。
私もスタッフ・スミスを買い逃してしまいました。
しかも懲りずにレスター・ヤングをそのうちにと
思っております。

Posted by: ca-Ym | Jul 03, 2008 at 11:57

世間の動向にウトいもんで、なんでこんなのがゴロゴロ
出てくるンやろ?と思ったらこの「カスクーナ」さん
でしたか(初めて知りました)、
アメリカンなドリームっちゅうか考古学者的資質有り
(ですナ)
確か「ナット・キング・コール」のボックスCDが
あったように思いますがもはや僕には(入手不能)
ベリガンは(バニーさん)ですよネ?
レヴェルにひらきがあるようですが
(先日日本盤入手)じつにイイです!

僕ぁ「聴けるのならCDでも」というタイプですヨ
しかし「ダウン・ロード」はイケマセン!
ドキュメントの「CDR」もイケマセン!
日本盤でもエルピぃ~ってタイプです。

Posted by: ドクター | Jul 03, 2008 at 22:57

ナット・キング・コールは27枚組(LP)。ボリュームもすごいけど
値段もすごかった。あれは買えないよなあ、普通。

ドクター殿の言う「CDでも」は、「LPもしくはCD」ということなので、
私の言う「CDでも」とはチト違いますですな。
ドキュメントのCD-R、あれは私も基本的に買いません。
どうしても必要なときは、まずは米国アマゾンでユーズドを
探すようにしてます。

ベリガンはエピックかな?

Posted by: ca-Ym | Jul 03, 2008 at 23:42

うわ、すごい3人のセットですね~。
面白そー!

あ、
やっぱダウンロードはイカンでしょ。
ジャケットが在るいじょうは・・・あはは!

Posted by: ken-sann | Jul 03, 2008 at 23:44

面白いですよ、これは。
テディ・バンのブルースの弾き語りがシブイ!
見つけたら、ぜひ買ってください。
でも「(簡単に)見つかりました!」等のご報告は無用ですので。
くれぐれもよろしく。

Posted by: ca-Ym | Jul 04, 2008 at 12:43

報告しておきますとベリガンはビクター(1937-38)
解説は野口にひさみっつぁん、
あの方ヘタクソな絵描くワリに肝心な事書かない人ですネ
(ソロイストの名前が皆無)
ベリガンさんも素晴らしいですが
バンドのボントロに心奪われております
レイ・コニフって方でしょうかネ?

心配には及びません このレコは絶対エサ箱には
入らないと思います、
ブルースの弾き語り?(あ・ぁ・あ はぁ~ん)。

Posted by: ドクター | Jul 05, 2008 at 18:55

ベリガンはドーシー楽団の「インドの唄」と「マリー」ですか、やっぱり。
ま、月並みですが。
野口久光さんといったら、やはりあれですよ。
いや、これはまたそのうち気が向いたら書きます。

そのリアクションはイヤだなぁ(笑)。
だからテディ・バンはCDで聴けるんだってば。
当然、知ってるでしょ。

Posted by: ca-Ym | Jul 05, 2008 at 23:23

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