« 結局 | Main | 蒐集ノート 2008年8~10月 »

Nov 04, 2008

Sir Charles Thompson Trio

Sir_charles_thompson_trio

今年上半期の一番の収穫は以前も書いたとおり、モーリス・ロッコのアレグロ10吋盤である。長年探しに探していた盤だったので、上半期と言わずここ数年来のと言ってもいいくらいの大収穫だったが、しかしそれだけに運を使い果たしたっつーか、今年はもうこれに勝る収穫はないと思っていた。しかし、なんのなんの。10月からこちらも結構いい盤(ロッコに勝るとも劣らない収穫も!)が手に入って一人ほくそ笑んでいる。これも日頃の精進の賜物か、って我ながらバカだよな。

で、そんな中から今回は取りあえずこれを。サー・チャールズ・トンプスン・トリオ。ヴァンガードの10インチ盤。たまに見る盤ではあるけれど、コンディションやら価格の問題でなかなか買えなかった。しかし、今回ようやく盤/ジャケともに納得のいくものを手に入れることができた。
サー・チャールズのヴァンガード盤はトリオの他にもカルテット、セクステット等あるが、いずれも中身は中間派セッション、つまり『ショーケース』のあの感じだ。
本盤はピアノ・トリオだがベース/ドラムではなく、ギター、ベースというナット・コール・トリオ・タイプの編成で、それぞれメンバーにスキーター・ベスト、アーロン・ベルを配している。ギターのスキーター・ベストはベイシー楽団のフレディ・グリーン同様、リズム中心のバッキング・プレイヤーとの印象が強いが、ここではトリオということもあって、ほとんどの曲でソロをとっており、露出度は高い。しかし聴き物はやはり何と言ってもサー・チャールズで、ベイシーを彷彿とさせるピアノがとにかく素晴らしい。ところどころにテイタムの影響もかいま見えるが、センスの良さがそれを上回っている。

サー・チャールズが加わったセッションは、ヴィック・ディッケンスンの『ショーケース』をはじめ、ホーキンスの『ハリウッド・スタンピード』、ハンプトン、イリノイ・ジャケー、ラッキー・ミリンダーなどいろいろあるけどどれもいい。まだまだ聴いてないものも多いが、コツコツと集めるしかない。

話題のロバート・ジョンスンの評伝『クロスロード伝説』が11月25日発売とのことで早速予約。

|

« 結局 | Main | 蒐集ノート 2008年8~10月 »

Comments

モーリス・ロッコってのもかなりマニアックって
いうか(他に探してられる方が・・・)
やっぱおられるでしょうネ

サー・チャールズって方も線が細いっていうか
実力のワリに影が薄いっていうか玄人好みなんですかネ、
もちろん日本盤ですがロック系中古屋で何枚か
見ましたが買えませんでした(2千に近い千円台)eye

ヤフオクでは百円上乗せで買い逃し(ガルニエリ)crying
大変 らベルの低い低価格の話で恐縮です
しかし「ショー・ケース」といえばコモドアの「ショー・ケース」も気に入ってますヨ

Posted by: ドクター | Nov 05, 2008 at 21:33

確かにモーリス・ロッコを探してるなんていう物好きは
他にはいないと思います。
まあしかし、多くの人間が探すとなれば当然価格は跳ね上がって
いくわけだし、そういう意味では私は幸せなのかもしれませんねぇ。
もっとも自慢しても誰からも羨ましがられないという悔しさは
ありますが(苦笑)。

逃したガルニエリってのは何でしょう。
『Cheerful Little Earful』? それとも『Side By Side』か。
いずれにしても国内盤なら2000円以内でけっこう見ますよ。
サー・チャールズも10インチを貼り合わせた国内盤LPなら
安くで出てるけど、でも最低1000円台じゃないかなあ。
あ、ヤフオクに出てますね(トリオじゃないけど)。

Posted by: (や) | Nov 05, 2008 at 22:51

おおっ、Robert Johnsonの本なんか出るんですか!?
知りませんでした。
ありがとうございます、さっそく予約、予約っと。

Posted by: ken-G | Nov 05, 2008 at 23:06

『Side By Side』は中古屋で見つけて先日ゲット
(やっぱイイなぁ~)
なんて調子コイて出品されてるのを見たのが
『Cheerful Little Earful』
(ショップで新品だったんですヨ)
誰も見とらんだろなんてちょっと不覚でした(無念)think

しかし僕がアップしたモノは軒並み価格が下降・・・
(この現象はいったい どう解釈したらヨロシぃんでしょうか?)shock
ナイーブでシャイなロマンチストは被害妄想狂なのかも知れませんネ
(気をつけます)。

Posted by: ドクター | Nov 05, 2008 at 23:19

あ、ギター弾きのケン・Gさん
場違いかもでっけど先月 
あの塩次伸二さんがお亡くなりになられましたネ、

何年か前 京都の飲み屋でビギナーといっしょに
楽しくセッションされてたのが印象的で
(ちょっとショックです)

        合掌。

Posted by: ドクター | Nov 05, 2008 at 23:33

> ken-Gさん

あれ?ご存じなかった?
ただアマゾンへの予約は、今までの経験上あまりあてにならないので
ご注意を。

そういえばウルフの本も年内には出るとか言ってたんですが、
どうなってるんだろ。

> ドクター殿

ま、これでも見て元気出してください。余計に悔しいか。
http://cafeso.cocolog-nifty.com/bjj/2005/02/post.html

『Cheerful Little Earful』はこれとは別のジャケもあるんですよ。
女性を真ん中に、後ろ向きの男性がその両脇にいるという構図だけど、
これもまたいい。

Posted by: (や) | Nov 06, 2008 at 08:04

クッ、ククッくぅッ~~~ empty 

元気だして?
(かなり凹みましたが・・・・・・)(ノ_-。)

Posted by: ドクター | Nov 06, 2008 at 11:52

あれ、凹んだ?
でもチアフルなんて、検索すれば簡単に出てくるってば。
http://www.soundfinder.jp/item_detail.php?id=628176

Posted by: (や) | Nov 06, 2008 at 15:21

簡単にって・・(全然出てきぃひんがナ)と思ったら
はじめっから出てたんじゃないッスか!
簡単過ぎる・・・有り難味っちゅうもんが・・・
(あ、べつに無くとも良いのですが)

こういう買い方があったのですかannoy
知っていて損はないけど(ひさしぶりに・・・)
陛下さま・・・「ぼ、僕ぁ どうしたらいいんでしょうか」
(今後の身の振り方をじっくり考えたいと思います)。

Posted by: ドクター | Nov 06, 2008 at 22:03

ゐ?
あてにならない・・・て?
予約しても買えない? ってことですか?

ううむ。


ドクタさん、、、人様のブログで雑談みたいな・・イケませんな。
塩次さんの訃報は聴きました。
Lyneさんも最近お会いした事があるのに、残念だ。 
っと言ってました。

Posted by: ken-G | Nov 06, 2008 at 22:07

> ドクター殿

ま、「チアフル~」は探せばけっこう出てくるものだ、ってことで
そんなに慌てなくても大丈夫ではないかということです。
ただ同時に「見たとき買え」という鉄則も十分ご存じかとは
思いますが、老婆心ながら申し上げておきます。

> ken-G様

買えなくはないと思うのですが、ただアマゾンは予約品が
予約したにも関わらず発売日に買えた試しがないのです。
だから店頭で見つけたらそれを買って、アマゾンはキャンセルする
という手もあるかと思います。
え?私ですか? 私はセブンアンドワイに予約しました(笑)。

雑談はどうぞ気になさらずに。
どうせ雑談みたいなブログだし(笑)。

Posted by: (や) | Nov 06, 2008 at 22:40

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/67458/43005724

Listed below are links to weblogs that reference Sir Charles Thompson Trio:

« 結局 | Main | 蒐集ノート 2008年8~10月 »