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Nov 15, 2011

BUBBER MILEY on LP

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バッバー・マイレイは1932年、29歳という若さで亡くなっている。彼が残した録音というと、真っ先に挙がるのがエリントン・バンドのものということになるが、実はそれ以外にクラシック・ブルース・シンガーのバックを付けたものが相当数あり、すべて合わせるとその数はかなりの量に及ぶ。そんなバッバーの録音群だが、Charles Delaunayの『New Hot Discography』のマイレイの項を開くと次のとおり、要領よくつかむことができる。

(1) TEXAS BLUES DESTROYERS
(2) MARTHA COPELAND
(3) BUBBUER MILEY'S MILEAGE MAKERS
(4) LEO REISMAN'S ORCHESTRA

マイレイの単独盤は僕の知る限り、RCAのブラック&ホワイト・シリーズの1枚『Bubber Miley and His Friends 1929-1931』のみだが、そこに収録されているのは(3)と(4)。
前著では、クラシック・ブルース・シンガーはそれぞれ個別に記載されているが、なぜ(2)のマーサ・コープランだけがバッバーの項に紛れているのか不明。それはさておき、ほとんどのクラシック・ブルース・シンガーはドキュメント系でコンプリートの形でLP/CD化されている。もちろん彼女も例外ではない。
(1)の名義では2曲を吹き込んでおり、どちらも『Harlem Jazz 1921-1931』(CJM)で聴くことができる。

マイレイの項は以上だが、それら以外に以下のものがある。
(5) KANSAS CITY FIVE

このバンドはマイレイの他、ジェイク・フレイザー、エルマー・スノウデン、ルイ・フーパー、ボブ・フラーといったメンバーからなる。好事家ならご存じかと思うが、スノウデン以下の三人はスリー・ジョリー・マイナーズというトリオでの録音があり、ヒストリカルでLP化されている。てなことはおいといて、(5)はVJMの『The K.C. Five and The Stompin' Six』で聴ける。このLPはほとんどマイレイのバンドで埋められているが、他にサニー・クレイのバンドが4曲ほど混ざっている。

冒頭でも触れたように、バッバーはクラシック・ブルース・シンガーのバックを多く務めている。ベッシー・スミス、サラ・マーティン、ヴィオラ・マッコイ、モネッティ・ムーア、ジョジー・マイルス等々あるが、ここでは割愛。ちなみに彼の初録音は1921年10月12日、メイミー・スミスのバックであった。

前回のセントルイスのテリトリー・バンド関連のアルバムについて、もう1枚同じくパーロフォン盤が出てきた。このアルバムはセントルイスだけに限ったものではないが、ジェシ・ストーンとチャーリー・クリースが収められている。クリースは前回盤とはダブらない。

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