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Oct 22, 2014

ブルース&ジャズ・ピアノ33撰~盤外編2

We_threeおなじみ『We Three』。ドラマーのロイ・ヘインズのリーダー・アルバムではありますが、ジャズ・ピアノ愛好家なら、知らないなんて人はまずいない名盤であります。ピアノは技巧派中の技巧派ピアニストとして、前回のテテ・モントリューと双璧をなすフィニアス・ニューボーンJr。
フィニアスの代表作というとコンテンポラリーやアトランティック盤がよく挙げられるが、このディスクはポール・チェンバースにロイ・ヘインズ(あのスネア!)とのトリオでグイグイ迫って…と言いたいところなのだが、久しぶりに聴いてみたら、なんか古臭いんだなあ。このところずっとテテや90年代のピアノ・トリオを聴いていたせいもあるんだけど、それにしてもコナン・ドイルとジェフリー・ディーヴァーぐらいの差がある。あー、かつての感動やいずこに。

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Oct 16, 2014

ブルース&ジャズ・ピアノ33撰~盤外編1

Tete_montoliu少し前のこと、ラジオでかかったテテ・モントリューの“Sweet Georgie Fame”。ピアノ、ベース、ドラム、三者のタイトで緻密なインタープレイに、現代ピアノ・トリオ(といっても70年代だけど)のあまりのカッコよさにいたく感動してしまったのである。
テテというと同じく盲目のピアニスト、アート・テイタムに勝るとも劣らぬ技巧にビル・エヴァンスの繊細さを加え、独特の語り口で畳み掛けてくるピアニストというのが一般的(?)なイメージか。僕はといえば、テテについてはスティープルチェイスの数作と名盤と目される『Piano For Nuria』を聞きかじった程度。
というわけで数日の後、同曲が収録されいてる『リネの想い出』を改めて聴いてみると、若干ECMっぽい空気感に「あれ? こんなんだったっけか?」と。まあよくあることだけど、しかし同時に「これはひょっとして」という、いい兆候も感じられる。案の定、めげずに聴いていると、じわじわ来る。第一印象があまり良くなかっただけに、はまると飽きにくいのだ、こういう盤は。
現代ジャズ(だから70年代だってば)も悪くないね。

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